『暑いですね・・・・』

 

そんな挨拶しか最初は言葉にでないような、そんな暑い日がつづき、かなり皆さん暑さで参ってしまっていると思います^^;

 

『暑い時は汗をかいたほうが良い』

 

こんな夏の養生もよく聞きますし、僕も一日中エアコンの中にいっぱなしの方には『1日1回は発汗しておくと体温調節機能が乱れにくい』というお話をしますが、これだけ暑いとやり方を間違えてしまったり、その日の体調によっては逆効果になってしまうことも少なくありません。

 

実際僕も7月の連休に2日間で20キロほどランニングを朝したら、その後数日ちょっとバテ気味になってしまったぐらいです。

 

普通の夏なら何でもない距離でも今年はちょっと違いますから注意しましょうね。

 

今日の夏バテ&熱中症対策の話のポイントをまとめますね(*^^*)

 

 

熱中症では、症状Ⅰ度、Ⅱ度の熱けいれん、熱疲労までは涼しい場所で横に寝かせたあと

 

・足を高くする

 

ことがポイントですが、Ⅲ度の『熱射病』になった場合は血圧を上昇させすぎないため

 

・頭を高くする

 

ということです。

 

Ⅰ度・Ⅱ度とⅢ度の見極めるポイントですが、

 

1)発汗の有無(Ⅰ度〜Ⅱ度は発汗あり・Ⅲ度になると体温調節機能不全なので汗が出ない)

 

2)体温の上昇があるか(Ⅲ度の場合は体温が下げれず40℃近くの高熱になることも)

 

3)意識の有無(Ⅲ度の場合は意識を喪失してしまいます)

 

Ⅲ度の場合は意識がないので、事故を防ぐため、救急車が来るまで無理に水分を飲ませようとせず、意識があるときだけ飲ませるようにしましょう。

 

また、判断が難しい場合は足をあげたり、頭をあげたりせずにフラットにしておき、救急車が来るまで頭、脇、鼠径部などを冷やすようにしましょう。

 

 

☆夏バテ対策

 

今日のお話では

 

1)熱がこもってバテるタイプ

 

2)発汗で体の潤いが不足してバテるタイプ

 

3)胃腸の調子が悪くてバテるタイプ

 

この3つについて話をしました。

 

それぞれ漢方的には

 

『清熱』

 

『補陰』

 

『健脾』とう言う感じになり、

 

熱がこもるタイプの方はキュウリやゴーヤなどのウリ科の食品を積極的に取ること、

 

潤い不足の方は酸味の効いた食材、梅干し・トマトなどを上手に使うことと、水分をがぶ飲みだけ気をつけてしっかり取るようにお伝えしました。

 

最後の健脾、胃腸が弱ってしまう方は『山芋』と『豚肉』をとくにおすすめしました。

 

山芋は今は確かに旬ではありませんが、漢方生薬の山薬としてもしられており、その働きは

 

☆健脾益気(胃腸を丈夫にして他の栄養素の吸収を高める)

☆清虚熱(体が弱って発生する発熱を取り除く)

 

このような働きと潤い不足の陰虚体質に向いているので、夏には本当におすすめです(^^)

 

僕のブログやコラムでも詳しく夏の対策はご紹介してるからよかったら見てくださいね(^^)

 

早川弘太の健康コラムはこちらから

 

 

さ〜て、来月の健康講座は!(ややサザエさん風に・・・ちょっと頭が僕も壊れてきたかな^^; )

 

『不眠症対策』について東洋医学的な見方など含めてその対策をお話致します(*^^*)

 

詳しい内容はこちらのチラシを見てくださいね(^^)

 

 

8月29日(水)13時30分からで、会場はJR石和温泉駅北口すぐそばの岩野精肉店イベントホールです(*^^*)

 

参加ご希望の方は㈱岩野 055−225−5956

 

もしくは、僕のお店、さわたや薬局 055-262-2030

 

までご連絡くださいね〜!

 

来月もまた、来てくださいね〜じゃん、けん、ぽん!

 

(みなさんも夏バテにはご注意くださいね(*^^*) )