今日は山梨県内も昨日と打って変わって晴天ですが、風がつよく花粉症の方は過ごしにくいかもしれませんね。

僕は拝見できませんでしたが、今朝のテレビの情報番組で漢方薬が取り上げられていたそうです。

最近は様々なメディアで漢方が取り上げられております。

「顕微鏡の西洋医学」

「望遠鏡の漢方薬」

ある勉強会に参加した時にそんな例えで説明をしてくれた方がいらっしゃいました。

症状を細かく、詳しくピンポイントで見ていく西洋医学

体全体のバランスを見ながら弱りを改善し、症状を治していく漢方

きっとそんなところからきた比喩なのでしょう。

スタッフから聞きましたが、今朝のテレビ番組でもゲストの方が・・・

「漢方は長く飲まないと効果が無い」

「副作用が無い 」

などまだまだ誤った知識が氾濫していると実感しました。

これは日本では医療としての「漢方」と伝統的に使用されてきた民間茶のような物が混同されているからではないかと思います。

また、漢方薬は西洋薬以上に服用される方の体質や症状などを大きな範囲で確認して使用するお薬を選ぶことが大切だと僕はおもっています。

マスコミなどではよく「○◯の症状には◯◯湯という漢方が良い」と取り上げたりされますが、このあたりも注意が必要だと感じます。

どちらにせよお薬は正しく安全に服用したいですね。