『書道技法講座25 継色紙』(伝・小野道風 平田華邑編/二玄社)より選句、習字
万葉集
譬喩(ひゆ)
うきたのもりの しめならなくに
可つ見徒つ な本夜やみ難無 於者らきの
うき多能も里の しめ那らなく耳
作者不詳
かくしてや なほやまもらむ 大荒木(おほあらき)の
浮田の社(もり)の 標(しめ)にあらなくに
〈原文〉 如是為哉 猶八成牛鳴 大荒木之 浮田之社之 標尓不有尓
こうしていつまでもあの娘を見守るままでいなければならぬのか
大荒木の浮田の杜のしめ縄でもないのに
大荒木の浮田の杜のしめ縄でもないのに
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