朽ちないサクラ スッキリはしません | 月の鏡と天の海日記

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徒然なるままに


先日 

『朽ちないサクラ』を観てきました。




監督  原廣利
脚本 我人祥太 山田能龍
原作 柚月裕子
119分


映画『弧狼の血』を観て以来
あまりの面白さに
すっかり 柚月裕子さんのファンに
なりました照れ

そして 『サクラ』シリーズ。

主演はフジテレビドラマ『アンメット』
でも演技を絶賛された杉咲花さんです。



主人公の県警の広報職員・
森口泉(杉咲花)は親友の
新聞記者・津村千佳(森田想)の変死事件を
きっかけに社会の闇に迫っていきます。



正義とは何か?

テレビ朝日のドラマ『相棒』でも
よく 警察の闇が出てくるけど
国家が絡むと一般人 
いや 政治家でも ひとり抹殺するのは
いとも簡単なことなのではないか?
と思ってしまう。

リアルでも政治家や芸能人が事故で
亡くなったニュースを見ると
○○か?って思ってしまう。


面白かったけどスッキリはしなかった。

まだ 事件が本当に解決したわけでは
ないモヤモヤ感が残ります。

しかし 巨大な闇に ひとりの若い女性が
立ち向かえるのか?

まあ 小説だから立ち向かえるのかも…


杉咲花ちゃんの演技は
言わずもがなだけど
脇を固める安田顕さんと豊原功補さんの
重厚な演技。
流石です。


私は『弧狼の血』シリーズの方がすきかな照れ