【第18回俺達の少女A】グループAとBに投稿した感想 | とあるNo_nameの雑記【きっと明日も日本橋】

とあるNo_nameの雑記【きっと明日も日本橋】

ネット上では他の名前でも活動してたり。


見てくれている人にリスペクト

 

のとさわです。

 

第18回俺達の少女AのグループA、グループBの放送が終わり

一度自分の投稿について振り返ってみようと思い久しぶりにブログを動かしています。

 

■俺達の少女Aとは、

アイドルマスターのアナタの担当・推しアイドルを3分以内の音源で熱く語ってもらい、

送って頂いた音源をニコニコ生放送で配信する「アイドルプレゼン生放送」です!

サイト↓

 

俺達の少女A(以下、少女A)は私も今回を含め6回採用して頂いているんですが、毎回送るたびに「被ってるんじゃないか」「落ちてるんじゃないか」と心配になりながら当日を迎えています。なかなかこの感覚は慣れない…。

 

 

今回のアイドルマスターシンデレラガールズ総選挙(Stage for Cinderella)のシステムが、

190人のアイドルを4グループに分けて、更にその中で1票で5人のアイドルへの投票、ということもあり、

少女Aもグループごとに対象アイドルが変わり、2~5人まで(複数人)のアイドルをテーマにしなくてはいけないというレギュレーションになっています。

 

今までは一人のアイドルのみが対象になっていたこともあり、デレマスの音源では高森藍子ちゃんの音源ばかり作っていたんですが、

今回の総選挙をきっかけにやっぱり他のアイドルについても勉強して、応援していきたいと思うようになり毎度声を吹き込んでいます。

 

今回の記事では2つの音源について、台本を引用する形で振り返ってみようと思います。

 

■グループAの音源について

 

対象アイドル:小日向美穂・奥山沙織

テーマ:「上京」「変わりたい」

 

小日向美穂が「遠く遠く/槇原敬之」をカバーしていたことから、ここを起点にして考え始めました。

「グループAは美穂ちゃん中心に応援したいな」と思っていたことから何か作り出すきっかけを探していました。

熊本出身の小日向美穂と、秋田出身の奥山沙織、どちらも遠方から出てきて「変わりたい」というきっかけでアイドルになったという共通点を見つけて、台本に落とし込んでいきました。

ふたりとも、持って生まれた個性やらしさがそこにはある。
だけど、何かを変えたくて、何かにあこがれて、ここにやってきた。

アイドルを選んだきっかけは、内気な自分を変えたい。キラキラした世界に行ってみたい。
あんなふうに可愛く、ファンに愛されるアイドルになりたい。

(小日向美穂について)

元々引っ込み思案だった彼女がアイドルを選んだきっかけは、
テレビの中で踊るアイドルの姿に釘付けになったこと。
しかし、地元の友達からは、「おめぇがアイドルさなんか」と言われてしまい、

それでも、何もしなかったら何も出来ないと言い聞かせ、オーディションへ飛び込む。
その時、「変われるよ」その一言が彼女に勇気をくれた。

(奥山沙織について)

二人ともアイドルになりたての頃は、あたふたしたり田舎っぽさが出ていて、

見ている側はそのままの姿を「可愛いねぇ~」と受け入れてくれている様子がありました。

しかし最初は、あわてんぼうで引っ込み思案、
すぐに顔が赤くなる、恥ずかしがり屋。
そんな彼女のありのままを「可愛い」といってもらったステージ。
恋について演じるも、まだそれが分からなかった、
(小日向美穂について)

純朴さ、秋田弁の訛り、そのもの自身が彼女のらしさでもある。

(奥山沙織について)

 

しかし、アイドルになって多くのアイドルとの関わり、困難との対峙、色んな役への挑戦等を通じて

より強い覚悟を持ってアイドルに臨んだり、今度は自分が誰かに勇気をあげたい、と次のステップへ踏み出すことになります。

ユニットや仲間との経験を通じてちょっとずつ自信を持てるように。
やがて、カッコいいとも言ってもらえて、、
荒波を乗り越えた先に、いろんな自分、本気の姿に出会えることを知った。
歓声が、光が呼んでる。だから私達は行く。それがアイドル。
そんなアイドルに恋をしている。
と彼女は言った。
(小日向美穂について)

最初は誰かのマネだとしても、次第に自分のものに。
追いかけるのではなく、不器用でも自分の道を進む。
そして、「次は自分が誰かに勇気を与えられるようなアイドルへ」
と彼女は言った。
(奥山沙織について)

 

元々持っている個性と、新しく生まれ変わりたいという気持ち、どちらも大切なものだと考えます。

ふたりとも、持って生まれた個性や「らしさ」がそこにはある。
だけど、何かを変えたくて、何かにあこがれて、ここにやってきた。

好きになったり憧れたりするのは、
自分にないものを、その何かに見つけたから。

大事なのは、変わってくこと。そして、変わらずにいること。
それは、青いトマトが赤く色づくように。
種籾が稲穂へと、実るように。

その輝き方はそれぞれで。
一人ひとりが、どんなときも、世界に一つだけの花である。

※槇原敬之の曲関連で何か引用(サンプリング)したいなと思い、入れてみました。

 

今回の少女Aのレギュレーションの中でどうやってアイドルを組み合わせるかという課題の中で、

この2つの輝き、星が1つに繋がった気がして手応えを掴めた感触がありました。

アイドルを選んで、遠いところからやってきた二人。
2つの点は、今ここで交わった。
なら今度はこっちが会いに行く番だ。

[New bright stars]小日向美穂+のカードで、美穂ちゃんの隣で円陣を組んでいるのが沙織さんというのもご縁を感じました。

 

困難や壁はこれからもあるが
今よりもっと素敵な未来が待っている、
その未来が、遠く遠く離れていても。

一度出会った憧れ。でもまだ、夢を見ている。
今は手の届かないところのあの星。
その夢をかなえる場所は
この街と決めたから。

※ここも「遠く遠く」の歌詞から引用しています。

 

■グループBの音源について

対象アイドル:瀬名詩織・相葉夕美・西園寺琴歌・橘ありす

テーマ:「花」「好きになるということ」

これも、パッケージとしてはグループAと同じような感じで、

相葉夕美が「ここにしか咲かない花/コブクロ」をカバーしていたことを起点にして考え始めました。

そこからいわゆる「マジカルバナナ」形式で点と点のつなげ方を意識していった感じです。

(あと、コブクロが元々大好きなんですよね。。)

 

ここにしか咲かない花の曲中で「あけもどろ」という歌詞が出てくるんですが、それも花に関する由来ということで、

沖縄といえば瀬名詩織さん、という書き始めでした。

「あけもどろ」これは沖縄に伝わる言葉で、
南国の太陽が赤く空を染める朝焼けの様子を表し、
渦を織りなす鮮やかな光が、天空に輝く大きな花に見えることから、「あけもどろの花」と例えられています。

そんな故郷沖縄の光景に思いを馳せるアイドルがいます。彼女の名は、瀬名詩織。

[白波の歌姫]瀬名詩織+で芙蓉(といわれている)花を手にして、憧れを述べるシーンがありました。

海をこよなく愛する彼女も、一輪の花に想いを寄せ、
「この花言葉のようにしとやかで、美しくなれたら」
「いつかこの美しい海のような場所で私という花を咲かせたい」と残しています。

瀬名詩織さんといえば「海」なんですが、海の「愛し方」というのもこの音源を作るに当たってベースになった考え方でした。

瀬名詩織さんは、海沿いを散歩した時の波の音や潮の匂い、そこに落ちる夕日や景色をとても愛していて、彼女の話を聞くだけでその情景がありありと浮かんできます。

泳げないという一面もあるんですが、だからといってそれがダメってことではなくて、

彼女もまた営業コミュの「Sea is beautiful!」で、

「海や自然も好きだが、接し方や見方は人それぞれ。お魚をみてキレイと思うか、美味しそうだと思うか、進化のあり方や生態を考えるのと同じように。」といった趣旨のことを言っています。

 

つまり、海も魚も、今回テーマにした花もみんなそれぞれ「好き」という気持ちは持っていたとしても、

好きになったきっかけやポイントは人それぞれだし、そうであって良いと私は思っています。それはアイドルも然り。

 

「ここにしか咲かない花」この曲は、沖縄の鳩間島(はとまじま)をテーマにした「瑠璃の島」というドラマの主題歌ですが、この曲をカバーしていたのが相葉夕美です。

花の育て方や種類、花言葉などの知識に関しては、他のどのアイドルにも引けを取らないそんな彼女ですが、

アイドルとしての自分を「花」となぞらえています。

「つぼみ」のコミュでは、花を咲かせるということについて、こう言っています。
アイドルにとって花咲くとは、いつもよりステージを楽しみ、いきいきとした姿を見てもらうこと。そのためには、チャレンジすることや、興味がなかったものに興味を持つことが大切だと。

アイドルとして自身が咲いた彼女は、今度は自分が世界中のつぼみを咲かせたい。そして私は一番大きな花になると、新たな思いを抱いています。

 

次に、相葉夕美と「フィオレンティナ(イタリア語で『花』に由来する)」というユニットを組む、西園寺琴歌を繋げました。

メモリーブロッサムのコミュでは、名産品の花で町おこしをする、フラワーフェスの宣伝をしました。元々趣味が押し花づくりでもある彼女は、ブリザードフラワーに感銘を受けます。花は咲き、いつか枯れてしまいますが、工夫をすれば少しでも長くきれいにとっておける。
そのためには、大事に扱わなければいけません。花を大切にする人々の想いをそこに強く感じ取ったのです。

 

西園寺琴歌もまた、花と共に歩んできたアイドルです。

沢山の花が並んだ温室が家にあり、そこが彼女のお気に入りの場所でした。

アイドルとなって、色んな場所で咲く花や輝こうとしてる人を見て、世の中にはこんなにキレイなものがあるんだ、と発見するようになります。

彼女の体当たりでアグレッシブに何でも挑戦する姿勢が、そういった目線を持てたことにも繋がってきたんだと思います。


彼女の趣味は「押し花作り」で、相葉夕美に手作りの押し花をプレゼントした場面もありました。


押し花やブリザードフラワー、またメモリーブロッサムのコミュにも出てきたハーバリウム(瓶の中身にオイルに浸したドライフラワーやプリザーブドフラワーを入れる。長期保存できるインテリア)も、

そのままではやがて傷んだり枯れてしまう花を少しでも長く残しておくための方法です。


「枯れてしまっても誰かを笑顔にした喜びまでは消えない」 シンデレラヒストリー「花のように、あなたらしく」より

このコミュでは、事務所にあった萎れた花を押し花にしてまた大切に取っておく場面があります。

この時、彼女が新しく持ってきた花がガーベラです。

ガーベラの花言葉は「常に前進」「希望」です。

アイドルとして常に前を向き続ける彼女の姿勢は、雨風の中でも背筋を張って咲き続ける花のようにたくましいなと思いました。


最後に、相葉夕美と「アインフェリア」として活動する橘ありすについて。

橘ありすも、花の持つ意味について学びます。
アドマイヤ・ブライドで、花嫁姿での撮影に臨みました。
結婚式では、サムシングブルーといって、花嫁が何か一つ青色のものを持つと幸せになるという習わしがあります。
そこで、ブルースターやリンドウといった青い花が贈られることもあります。
青の花束を手に、「自分が花束になった気分」と彼女は言いました。
また特訓後はラベンダーの花に囲まれている姿があります。その花言葉は「あなたを待ってる」
 

 「生存本能ヴァルキュリア」のコミュでは、高森藍子からシロツメクサの指輪の作り方を教わりました。

ここで、加工品や装飾品としての花の親しみ方についても音源で触れたかったんですが、時間が足りず…。


前述のアドマイヤ・ブライドについて。特訓前は青い花束を手に持つ姿、特訓後はジュエルやラベンダーに囲まれる姿が見られます。


「サムシングブルー」については、「青いもの」として花が選ばれています。

花たちが、色の役割を果たしているのです。

これまで、花そのものの意味、花言葉、花の加工の仕方、アイドルへの比喩として、「花」という言葉で繋いできましたが、

色そのものがメッセージになるのは、大変興味深いなと思いました。

もちろん何の花を選ぶのかというのも大事ではあるんですが。


今回、相葉夕美と花をきっかけに作っていく中で、たくさんの発見や気付きがありました。

花もアイドルも、それぞれ好きになるきっかけや親しみ方も変わります。彩られる場面、色や景色で表情を変えていき、どれも美しくかわいくて、時に儚く時ににたくましいなと。

そこに共通してあるのは「好き」という気持ち。


ただ、花と人の「つぼみ」で違うところがあります。それは、将来の色も形も決まっていないこと。

[つぼみ]相葉夕美 特訓エピソードより


相葉夕美の誕生日である4/15の誕生花はコデマリ。

コデマリもまた、きれいな白い花を咲かせます。


「私らしい、未来(ハナ)になる」

楽曲「メモリーブロッサム」より


Stage for Cinderella グループBも本日(2022/11/13)で最終日。

素敵な花が咲きますように🌸