(その26のつづき)
さて、出発してしばしは田舎道をゆったりと進むと、賑やかな場が目の前に出現しました。
あー、やっぱりー、、、
それはツール・ド・フランスに出場の選手が目の前の通りを通過していく状況、、、
あー、また、これにブツカッてしまった、、、、
わざわざ日本から10時間掛けて、これを見に来たのに、これを煩わしいと思う気持ち少々(笑)
よし!と、回り道を探し出すため、小さな町を右に左に迂回、迂回、、、、
が、結果は撃沈!同じ所をグルグルと、恐らく3回以上は回ったと記憶しています。さすがに街の情景もおぼろげながら、覚えていますし。で、その街の名前は「フージェール」第12ステージのスタート地点だったのです。
ハッキリ言って、この街にぶち当たったのはかなり想定外でした。前回も書かせてもらったとおり、この日2013年7月11日に行われた第12ステージは、ゴール地点のトゥールへ行くことしか頭になかったのですから。
まぁ、結局その「想定外」の展開が良かったんですがねー。
グルグルと、回っている内に「トラがバターになりました!」って事にはならず(苦笑)かなり賑わっている場所に出くわしました。
ちょうど、「路駐」するのに十分な場所があり、少し失礼して車を止め、その賑やかな方へ向かって行きました。

そこは、選手たちが出場に際し、エントリーシート?にサインする光景がありました。私がここに到着した時は、殆ど終わりかけていたようでした。これ以上前に行くことが出来ず、なんとか望遠を(iPhone)駆使して撮った一枚、さほどピンぼけしているわけではなく、比較的きれいなモノを残すことが出来ました。
さて、その後周辺を徘徊し始めました。

昨日のアブランシュでのスタート地点地点と同じような雰囲気です。まもなくレースがスタートしようとしていた時ですので、アップする選手などは居ませんでした。
柵の向こうへ行きたかったですが、許可証が無いので当然この位置が限界、ある意味「高みの見物」?

当時、私の好きな(好きだった)今はもう過去のTEAM「エウスカルテル・エウスカディ」チームのチームバスとチームカーたちです。生でサミュエル・サンチェス選手を見たかったのですが、結局夢かなわずでした。
チームバスって日本で言うところの、一般的な「観光バス」をベースに改造されているようですが、チームの経営状態に関係しているのでしょうか、そのグレードの差がなんとなーく感じ取ることが出来ました。「こりゃ、少し古い車両使ってるのかな?」とか「このチームバスは他より大きめのサイズだな」とかね。

はい、で、このランプレ・メリダのチームバスが若干他のTEAMのものより、古さを感じたのは、私だけでしょうか。サイズも若干小さめな感じだし、大きけりゃ良い、ということではないでしょうがね。でもこの中にシャワールームとか搭載されているんでしょ?凄いですよね。

一体全体、何台積んだらええのん?っていうくらい、「自転車てんこ盛り」のサポートカーたち、、、1チーム9選手だから、一人2台用意しているとして、サポートカーは1チーム2台だから、1台あたり自転車9台搭載しているんでしょうか。
そして、更にウロウロと徘徊し続けます。

新城選手を生で見れないかな?もし目があったら「日本からきたよ~」って思いっきりアピールしたのにな-、って結局、夢実現せずでした。この距離からしか撮れなかったのも痛恨の極みです。もっと近くに見れたらな-、、、可能性はもう少し高かっただろうに。
でも、さすが地元のチームだけあって注目度は高いな、と感じました。

ホントに人がごった返していました。
それにしても、ホント街並みが洗練されていて、ソツがなく綺麗でした。こんな街に住んでたら、さぞ心豊かになるでしょう。
アルゴス・シマノTEAMの「白」を基調としたチームカラーがいいですね。

私は知らない選手だったのですが、近くに居たので、念のため一枚収めておきました。
はい、この方も私、存じ上げませんでした。
今アップして気付きましたが、右手前に写っている赤ちゃんが可愛いですねー。
※選手名が気になった方は、こちらでお調べ下さい。
まだまだアップしたい画像があるので、次に行きます。
(その27)はおしまい、このシリーズはつづく