ファスティングセラピストさわぴーです。

 

 

9からの続き

 

その頃、夫は、毎週金曜日の夜に横浜の自宅に帰って来ては日曜日の夕方に

厚木にある七沢リハビリテーション病院に戻るという生活でした。

 

おむつをしていたので、においがすると、

私が

「うんち出たんじゃない?」

と夫に尋ねても、

真顔で

「出てないよ」

と繰り返すばかりでした。

 

そして、

数か月が過ぎ、 なぜか夫の体重はみるみるうちに減っていったのです。

ついには何も食べられなくなりました。

くも膜下出血で倒れる前は115キロくらい

あった体重は82キロまで落ちていました。

結婚した時が103キロだったので、初めてスリムになった彼を見ました。

これで、食べれるようになって、この体重を保てれば良かったのですが!

 

食べれなくなったのは、何が原因だったのか定かではありませんでした。

 

そんな状態でも週末になると、夫は自宅に帰ってきました。

何も食べないので、病院から、経口栄養剤を決まって2缶を持たせて貰いましたが、

それもやっと飲み切る感じでした。
 

病院に戻る頃にはおしっこでオムツがピンク色に染まりました。

 

主治医からは、

「口から食べることが大切だから、何でも良いから、食べさせて下さい。」

と言われていました。
 

倒れる前は、ランチにお寿司にてんぷら、焼肉等々

を毎日のように食べていたので、久しぶりにお寿司を食べに行きました。

 

お寿司屋さんで夫は、1貫だけを口にしただけでした。

私が

「もう少し食べたら。」

と言うと

夫の返事は

「俺は目で食べたから、もういいよ!」でした。

 

そんな中、ある日主治医から告げられた言葉は驚くべき内容だったのです!

 

11に続く