裏ハセツネ | アナウンサー沢野有希のハセツネ完走後の道~♪

アナウンサー沢野有希のハセツネ完走後の道~♪

アナウンサー沢野有希がトレイルランニングレース・ハセツネ(第15回日本山岳耐久レース 71.5km)初完走までを記録したブログ。
2022年3月言語聴覚士国家資格を取得したのを機に、10月から国試勉強法をつづっています。
認知特性はラジオ>カメラ>3Dタイプです。

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ハセツネで使った、リアクター(ザック)の整理をしていたら
リタイア確定後の裏ハセツネの思い出の品が
出てきました。

写真左が、山椒の葉。
右上が、コース上で拾ったゴミ
左上が、スイーパーさんからいただいたチョコレート。


第1関門通過後、動けなくなりトレイル脇で伸びてしまう。
少しして、嘔吐。

2006の時もそうだったけど、なぜか夜山は気持ちがよくて
30分から1時間くらい、ほとんど選手が通過しない中
このまま夜を明かすのもありかもしれないな、などと思う。

家族に電話し、話をしたら少し元気になる。

すると、山の上から2人の男性が。
もしや、スイーパーさん?
そう思い声をかけると
「あ、応援です。」といって下山していった。

休んだら、調子が戻ってきたので
よ~しと立ち上がり、歩き始める。

動き始めて少しした時
後ろからライトが見え
「お疲れさまです。」と声をかけられた。

スイーパーさんだった。

なんとわたしが、最終ランナー。

「第1関門へ戻りますか?
 それとも、僕達と一緒に西原峠まで行きますか?」

戻るのは、2006の時だけで充分。
3人のスイーパーさん達と一緒に西原峠まで行くことに決めた。

リタイアが確定でなかったからか、わたしが先頭になり
山を登っていく。

スイーパーさんと、山のあれこれを話していました。

続く。