久しぶりに、口と足で描いた絵について😄
昨年知った、素晴らしい絵の世界。
過去にブログ(口と足で描いた絵を見てきました!)にも書かせていただいたことがあります。
口と足で描く芸術家協会に所属して絵を描いている古小路浩典さんとお話出来たことは光栄で、とても印象に残っています。
今回は、古小路浩典さんと同様に、素晴らしい作品を生み出した、牧野さんについて書きます。
口と足で描いた絵のサイト内で紹介されていた、牧野さん。
高校2年生の夏、水泳の練習中にプールの底に頭を打ち、頚椎を損傷。
首から下の感覚麻痺、運動能力の喪失、当初は自立呼吸すら難しいかもしれないと告げられてから、作品を世に送り出すまでのことが記載されています。
ポジティブと謙虚を兼ね揃えた牧野さんの人柄が読み取れます。
絵を描くことに面白さを見出し、作品を見たり手に取ったりする相手ことをも考え、真剣に取り組まれていました。
昨年旅立たれてしまいましたが、力強い作品の数々から、「生きてきた」ことの「記憶」となっています。
少しだけ作品をご紹介。
「静物」では、ウィスキーボトルと貝を描いた処女作。
3カ月がかりで描いたとのことですが、細部まで丁寧に描かれていて、ため息が出てしまうほど。
「青の刻」では、迷い込んだ林の中、 たちこめる靄(もや)に辺りは青く染められている。
すりぬける風は肌に心地よく、 葉ずれの音は、優しく耳へとすべり込む。
どれくらいの時が流れてしまったのか、 それさえもわからない。
抜け出す道は見つからず、思いは堂々巡り。
そして最後に……「駆ける」。
時は来た、さあ、未来に向かって走り出せ。
突き進む先に、恐れるものは何もない。
刻まれた蹄跡は、己の記憶。
もう迷わない、道は果てしなく続いている。
静と動の表現力。
見る者の、心に響く作品です。
牧野さんの作品や、グッズは、下記からも購入可能となっています。
是非サイトを覗いてみて下さい。
きっと、今の自分にピッタリな絵や作品に出会い、日常生活に変化が得られる機会になると思います😄