ホテル | さわでぃ☆にっき

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本来食べ物ネタばかりなのですが、
今年はその他の話も発信して行こうかと♪

ホテルはシェアしたので一人1泊30ユーロ。
ドイツの金銭感覚で言えばユースホテル値段だけど、
彼女たちに言わせると決して安くないそうだ。
私が彼女達と別行動をしてご機嫌を徐々に回復するのに反比例して、
一人の女の子の機嫌が悪化して行く。
日に日にギリシャの日常に戻る日が近づいているからで、
せっかくの休暇と言うことで気持ちを割り切って楽しめないようだ。
部屋を飛び出したりして、もう一人の子がなだめて戻ってきた。
そうして寝入った朝の4時。
天井の壁が落ちた(らしい。私は熟睡。めでたい女だ。)!
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彼女達は強かった。
警察に行き、観光組合に電話し、
親戚中に助けを求め、
宿のオーナーと対決。
「天災みたいなもんだっていうのよ。津波と一緒だって!」
すごい理論だな(汗)
「で宿代はどうなったの?」
「払うわけないでしょ!」
「わあ。5泊ただ?」
「わあじゃないでしょパンチ!、死にそうになったのよ!」
ごもっとも。

ギリシャ女は強い!
私の気の強さなんて可愛いもんだ。
ドイツではこの南国人の明るさと、色気と、
気の強さを持ってすれば怖いものなしだな。
おまけに賢そうだし。
私だったらすぐギリシャを後にしたろうに。

そうしてミコノスの旅が終わり、
一人は休暇を楽しみきれないまま
この災難で締めくくり、ギリシャの日常へ戻って行く。
どこにも気持ちのやり場がないんだよね。
かける言葉が見つからない。