ごきげんよう!さわこです
安息日ガイド2024年2期6月17日より
神の刻印は額に押されています。
獣の刻印は、額か手に押されています。
額は知性の象徴であり、意識的な決断を表します。
自らの選択でサタンの嘘を受け入れるか、あるいは、
殺されるのを避けるために偽りの礼拝に従うことを示しています。
22日の安息日、安息日学校の学び、お礼拝を終わって、
私たちは食堂で持ち寄りのお料理と食事担当の方が準備してくださった主食系での昼食を頂きます。
私は、私の聖書クラスの小学上級生と、午前中のお話をシェアしています。
いつものように、6年生のコウちゃんの隣りに座りました。
「ねえ、ねえ、コウちゃん、今日の牧師先生のお話で気になったところある?」
コウちゃんは、口の中の物をぐっと飲みこんで、
「もしかしたら、ぼくは、
額が手に獣の印が押されているかもしれないと思った。
どうしてかっていうとね、
僕は戦争したり、人をいじめたり、盗みをしたり、そんなことはしないよ。
ただね、
人を妬んだりすることがあるんだ。
これって神様がお嫌いになることだよね・・・」
「うーん、ねたむ心って、天で天使の長ルシファーの心に起きたことだよね。
ねたむ心から、神さまへの反逆が始まったんだものね。
うーん、悩むコウちゃんの気持ちをそのまんま、サワコに話してくれたんだ。
これって、コウちゃんが、私を信頼してくれているってことだよね。
うれしいよ。すっごくうれしいよ。親友なんだなあって思う。」
と、私は、しみじみと言った。
私はコウちゃんのおばあちゃんと同学年。
一度も同じクラスにならなかったから、お互い名前しか知らない。
でも、何十年も過ぎて、同級生の孫と信仰の親友になるとは思いもよらなかった。
コウちゃんのおばあちゃんの息子(私は会ったこともない!)が結婚した相手が、セブンスデーアドベンチストの両親の娘だった。その後、娘さんはバプテスマを受けて、親御さんと同じ信仰を持たれた。
そうして、まだ小さかったコウちゃんを連れて安息日には教会に来るようになった。
友人の息子さんも時々、教会に顔を見せることもある。
コウちゃんは、幼稚科、小学校低学年クラスを経て、4年生からは私のクラスの生徒になった。
神さまが、人と人を繋げる不思議にはいつも驚かされる。
「ねえ、コウちゃん、ねたましい思いを持つ時、コウちゃんの心がチクチクするんだね」
「うん」
「そこが大事なことよ」
人は、ねたむ心が起きた時にね、その反応の仕方が三つある。
1、その気持ちに対して、無関心。
2、人間だもの、あたりまえだよ。悪いことじゃないよ。
3、ねたむ自分に気が付いて考え込んでしまう。
コウちゃんは三番目だね。
それは、神さまを知っているからだよ。
神さまがコウちゃんに働きかけておられるから
心がチクチクするし、
僕には獣のしるしが付いているかも・・・
って悩んでしまうのよ。
そんなとき、コウちゃん、イエス様の御名によって、神さまにお話したらいいよ。
カクカクシカジカで、僕は悩んでいます。僕は心が痛いですって。
神さまに気持ちを打ち明けることは「お祈り」だよ。
イエス様の御名を通してするお祈りを天の神様はすごく喜んでくださる。
心がチクチクと針で刺されるみたいに、もっとひどい時には
ギリギリとドリルで穴を開けられるみたいになる時もこれから起きるかもしれない。
でも、そんな時には、その心の痛みを、イエス様、聞いてくださいって訴えたらいいのよ。
自分の心の闇を知って、きちんと向き合って、自分のありのままを知って、その自分を神さまに差し出すの。
神さまはじーと聞いてくださるよ。
自分の心の傷口にイエスさまの愛が優しさが浸み込んで来るよ。
「悔い改め」って言われているお祈りを神さまがくださるよ。
こうしてコウちゃんは、ますます、神様を信じる気持ちが大きくなって行くよ。
神さまに愛されていること、赦されていること、が分かっていくよ。
コウちゃんの信仰はそこからもっと深くなって行くよ。
イエス様との関係がもっと強く結ばれるようになって行くよ。
コウちゃんの心の傷口からイエス様の恵みがしみこむのよ。
こうしたことは全部聖霊の神様のお働き!
マラナ・タ
こうした聖霊様の流れに身を任せて、神さまへの信頼が日に日に成長していく。
ゆだねるって、何もしないことじゃない。
こころのちくちくに向き合うことは、サタンとの「大争闘」の一部なのだ。
その戦いをイエス様が一緒に戦ってくださっている。
いつもイエス様といっしょにいる事、それがゆだねるという事。