ごきげんよう!さわこです

ある信仰者からのメッセージです。

「倒れるとも起き上がる」


哀歌3:22-23(新共同訳)

主の慈しみは決して絶えない。

主の憐れみは決して尽きない。

それは朝ごとに新たになる。

あなたの真実はそれほど深い。


イスラエルが長年の反逆、不信仰、不従順により、偶像礼拝のバビロンによって、国が滅ぼされてしまいました。
約束の地を失い、神の箱を失い、聖所は破壊され、王や国民の多くが殺され、捕囚になりました。
しかもその原因は自分たちの罪にある。
これ以上の恥辱と絶望の時はない。

そのような時に、預言者エレミヤによって書かれたのが「哀歌」です。



ミカ書7:8-9(新共同訳)
わが敵よ、わたしのことで喜ぶな。
たとえ倒れてもわたしは起きあがる。
たとえ闇の中に座っていても
主こそわが光。
わたしは主に罪を犯したので
主の怒りを負わねばならない。
主に対して罪を犯したからである。
ついに、主がわたしの訴えを取り上げ
わたしの求めを実現されるまで。
主はわたしを光に導かれ
わたしは主の恵みの御業を見る。



有名なヘンデルの「メサイヤ」はヘンデルが本当に落ち込んでいた時、作曲の依頼が来て、24日で書き上げたと聞いたことがあります。
そして、完成した時、ヘンデルが叫んだそうです。「私は天国を見た」と。



全盲全聾の東京大学の先生が小学生に
「一番どん底にいたとき、何が支えたかというと 『この悩みには意味があるのではないか、』ということでした。」と話しておられました。



某ミルク会社は30年以上前、砒素ミルク事件を起こした時のことです。
その営業マンが言いました。「私たちは、M会社に入るときこういわれます。「君たちはこれから一つの十字架をもつんだよ。と」「今でも、会社、被害者、第三者で三者会談をもっています。ですから、わが社のミルクは大丈夫です。」
その会社は今も日本最大手の会社です。



歯磨きなどで有名な「ライオン」という会社をおつくりになられた社長の方が落ち込んで自殺を図ったとき、聖書の言葉が立ち直らせてくれたそうです。

ヘブル人への手紙12:11 (口語訳)
「すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。」



「どん底まで下がれば、それ以上どん底はないんだよ」と話してくださった方がいらっしゃいました。

わたしは暗黒のどん底にいた時、どこを見ても希望も、将来も見えなかったとき、死ぬしかないと思われた時、主に祈りました。
「主がもう一度、立ち上がらせてくださったならば、主のくすしき救いを宣べ伝えます」
その事を思うと、あまりになっていないので赤面です・・・しかし・・・神様はわたしにできないことがあろうか、とおっしゃっています。

「見よ、わたしは主である。すべて命ある者の神である。わたしにできない事があろうか」
(エレミヤ書32-27)



「わたしは知ります、
あなたにはすべての事をなすことができ、
またいかなるおぼしめしでも、
あなたにはできないことはないことを」(ヨブ記42-2)

「しかし、わたしはこの事を心に思い起こす。
それゆえ、わたしは望みをいだく。
主のいつくしみは絶えることがなく、
そのあわれみは尽きることがない。
これは朝ごとに新しく、
あなたの真実は大きい」(哀歌3-21~23)



マラナ・タ
神さまは、もう一度立ち上がらせて下さる事のおできになられるお方です。