ごきげんよう!さわこです
 
裁きは、神の民にとって素晴らしい知らせであり、罪の終焉と神の民の解放を、告げるものである。
(2023.2期 安息日ガイド副読本43頁)

 

 

ダニエルはバビロンの王ベルシャツァル治世の元年に、夢のうちに与えられました。
ダニエルがその夢を記録したのが、7章の四頭の獣の幻です。
 
ダニエル書は黙示録の副読本です。
地上の歴史の最後の時代に起きる出来事を、指し示しています。
 
黙示録は、神の裁きの時から来ていることを告知していますが、ダニエル書は、この裁きのが始まった時を明らかにしているのです。
 
(安息日学校聖書研究ガイド5課35頁、
副読本5章40頁から。
今週6課を学ぶにあたり振り返りました)

 

 

ダニエル書7章では、バビロン、メド・ペルシャ、ギリシア、ローマ、ローマ帝国の分裂、そして何世紀にもわたる教会と国家の結合について書かれています。
 
それはダニエル書2章のネブカドネツァル王の見た巨大な像の夢を、四頭の獣の幻としての夢をダニエルに与えて、さらに詳しく解き明かしています。
 
第一の獣は、獅子のようでバビロン。
第二の獣は、熊のようでメディア・ペルシャ。
第三の獣は、豹のようでギリシア。
第四の獣は、ものすごく恐ろしく非常に強く巨大な鉄の歯を持ち、食らい噛砕き、足で踏みにじり、他の獣と異なり10本の角があった。
これはローマ帝国。
 
その角を眺めていると、もう一本の小さな角が生えて来て・・・その角には目があり口もあり尊大なことを語っていた。
 
この角は、いと高き方に敵対して語り、いと高き方の聖者らを悩まし、時と法を変えようとたくらむと、書いてあります。
ローマ法王教です。
 
第四の獣から何が現れてどういうことが起きて来たのか、そしてどうなっていくのか。
ダニエル7章の7節から27節まで詳細に書いてあります。
 
ここの箇所は、じっくりと腰を据えて、何度も読み返さなくてはなりません。
ローマ法王教は、今も世界的に権力を表しているからです。
その顛末の預言でもありますから。
世界ニュースから目が離されない。世の終わりの時に生きている我らなんです。
 
ダニエルはたいそう恐れ悩み顔色が変わるほどであったが、しかし、心に留めた、と。
ここで7章は終わります。

 

 

高校の世界史を学んだ者たちは、教科書に書かれていた通りのことが、すでに預言されていたと、驚愕しないではいられない。

 

 

先週のガイド・副読本・ダニエル書7章を読み返して復習。
今週への学びに繋げました。
 
マラナ・タ
騒ぐ心をキリスト・イエスに持っていきます。
あなたの御心に適うような聖書の学びをさせてください。
そして、あなたに愛された者として生きていく力を、忍耐力を持つたせてください。