ごきげんよう!さわこで
福音の解体新書を繰り返し、読んでいます。
 
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ローマ人への手紙5章で説いているパウロの教えです。
 
義認は贈り物なのだとされている。普通の贈り物と同じように、義認は義認を受け入れる人々だけのものと言えよう。
 
キリストの従順によってもたらされた祝福を味わって喜ぶことができるのは、信仰によって義認の贈り物を受け入れる人々に限られるという意味である。
 
(福音の解体新書55ページ)
 
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義認という贈り物を玄関先に置きっぱなしにしてはいないか?
家の中に取り込んでも箱を開けないままにしていないか?
聖化とは、クリスチャンの成長だとEGWは「キリストへの道」で書いていました。
 
義認というこの贈り物が人の魂に働きかけるようになるの信仰によるしかないのである。
信仰によってキリストに結びつくなら、キリストの義がもたらす祝福にあずかれるわけだ。
(福音の解体新書57ページ)
 
 
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要点
・人類は「アダムにあって」失われているが、「キリストにあって」贖われている。
   「キリストにあって」義とされている。
 
・ただし、パウロは、人類はアダムの罪責を受け継いでいるとする「原罪」という異端は教えていない。
 
・満ち溢れる神の恵みがクリスチャンの人生を治め、その人に義を生み出すであろう。
 
・アダムの不従順によって人は罪人とされるが、キリストの従順に基づいて人は義とされる。
 
 
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かつて高校生だった頃「倫理社会」の教科書に、
世界には「性善説」「性悪説」に分ける思想(宗教)があり、
キリスト教は「性悪説」を説いていると書いてあったような記憶があります。
 
聖書教師の第一人者であるパウロ先生は、「原罪説は異端」と書いてある。
にも関わらずキリスト教における「原罪説」は根強いように思います。
 
その誤まった観念がキリスト教会を支配してしまったからではないか、と私は思うのです。
 
何故、支配されるの至ったのか?
簡単に言うなら、サタンは聖書の真理を隠したいからなんです。
サタンが乗っ取った地球をいつまでも自分の支配下に置こうと励んでいるからです。
 
聖書には「サタンはうそつきであり、偽りの父である」とあります。
 
ヨハネ8:44
「あなたがたは、悪魔である父から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと思っています。悪魔は初めから人殺しで、真理に立っていません。彼のうちには真理がないからです。悪魔は、偽りを言うとき、自分の本性から話します。なぜなら彼は偽り者、また偽りの父だからです。」
 
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この書物の54ページには、
「聖書が述べているところを飛び越えてしまわないように十分に気をつける必要がある」とありましたが、まさにそうですね。
 
キリスト教神学によっては、聖書が述べているところを飛び越えてしまっていることを普遍的に教えている教会もあります。
歴史があり教会数が世界一となり、信者数が最大ならば、多数決の原理で、真理もどきとなるのです。
 
 
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マラナ・タ
主イエスよ、来たりませ。
あなた様の正しい裁きを待ち望みます。