ごきげんよう!さわこです。
日本人の多くは、聖書というと西洋のものであると思っている。
しかし、これは根本的な誤りだ。
もともと聖書は、古代ヘブライ民族のものであった。
ヘブライとは「川の向こうからやって来た民」という意味で、西洋人とは異なるセム民族である。
聖書を貫く根本思想は、ユダヤ人やアラブ人という区別が発生する以前の古代ヘブライ思想であり、それは西洋ではなく古代オリエント、つまり極めて東洋的なものなのである。
ヘブライ人の間で大切にされた教えが、やがて歴史的変遷を経て、後にユダヤ人と呼ばれるようになる民の間に受け継がれた。
このユダヤ民族の発展とともに、聖書は世界に普及されることになったのである。
「超訳聖書 生きる知恵」 石井希尚 編訳 プロローグより
セム民族とは
ノアの箱舟で有名なあのノアさんには息子が、セム・ハム・ヤフェト、三人いましたが、その1人の名前がセムです。
セムの子孫にヘブライ人であるアブラハムがいます。
マラナ・タ
マタイによる福音書1章の始まりは、
アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図。