ごきげんよう!さわこです

 

「各時代の希望」  第12章「試み」抜粋2022,6,3記

(マタイ4:1-11、マルコ1:12、ルカ4:1-13に基づく)

 

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①     イエスが荒野に行かれたのは、一人になって、

   ご自分の使命と働きを熟考するためであった。

   断食と祈りによって

   ご自分がたどる道のために準備されるのであった。

 

②     サタンは、人類を支配することによってこの世の主権をとった。

 

③     キリストは、サタンの主張が誤りであることを証明するためにおいでになった。

 

④     罪のためにアダムが失った主権は

    キリストによって回復されるのであった。

 

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⑤     サタンの主権に対する抵抗の力は、

         アダムとその息子たちがささげる生贄の儀式の中にある。

   地と天との間の交わりの象徴にある。 

          (神の怒りをなだめるためのものではない)

 

⑥     書かれた神の御言葉が与えられた時、

       サタンは救い主の来臨についての預言を研究した。

  そして、預言について人々を盲目にするために各時代にわたって働いた。

 

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⑦     天を追われてからのサタンは、

       人々に天のことを軽視させ、

        人々の心を地上のものに

       向けさせることによって

       人々を堕落させようとした。

 

⑧     神は、以前にはキリストを通して人類と交わられたが、

   キリストが地上に来られてからは、

        今度は、キリストの内にあって人類と交わられた。

 

⑨     キリストとサタンとのこの戦いは、

     誰の心の領分でも繰り返されている。

 

⑩     キリストの品性が

      我々の品性に優っているだけ余計に

     キリストに対する試みは強かった。

 

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⑪     アダムの時から4000年にわたって、

     人類は体力も知力も、道徳価値も低下していた。

 

  しかも、キリストは

           退歩した人類の弱さを身に着けられていた。

      こうすることによってのみ、キリストは

        人類を堕落の底から救うことがおできになるのであった。

 

⑫     エデンのアダムとエバと同じように、

       キリストにとっても、食欲が最初の大きな試みであった。

 

⑬     アダムとエバのときから、

       子孫たちは放縦のために食欲と情欲の力が増大し、

   遂にはそうした欲望が無制限な支配力を持つまでになった。

 

⑭     サタンは光の天使を装っている。 

 

⑮     サタンは、世の初めに人類を堕落させたのと

       同じ手段でキリストを倒そうと掛かった。

 

⑯     サタンは神の愛と憐れみを疑わせるように語り掛ける。

  「もし、神が愛なら・・・このようなことをなさるだろうか?」

 

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⑰     イエスは聖書の言葉をもってサタンに応じられた。

   イエスの闘いの武器は神の御言葉であった。

 

⑱     サタンはいつでも、人間が最も弱っている時に、

     人間の弱みに付け込んで働こうとする。

 

⑲     サタンは我々の品性の弱点を攻撃する。

 

㉑ キリストは誘惑者に 

   「人はパンだけで生きるものではなく、

   神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」

   と言われたが、それは、1400年前に

  キリストがイスラエルに語られた言葉の繰り返しであった。(申命記8:2,3)

 

     このような食物が与えられたのは、

    人々が神によりたのみ、

    神の道を歩む限り、

    神は彼らを見捨てられないという事を教えるためであった。

 

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㉒ キリストに従う者にとって、神に仕えることと、

  世俗の事業を進めることとが両立しない場合がしばしばある。 

 

  おそらく神のあるはっきりした戒めに従えば、

  生活の手段が断たれるようにみえるであろう。

 

  サタンは、その人に良心的な確信を

  犠牲にしなければならないと

  信じ込ませようとするであろう。

 

㉓ この世において信頼できる唯一のものは神の御言葉である。

 

㉔ われわれの唯一の質問は、神の御命令は何か、神の約束は何かということである。

 

 

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㉕ 食欲と情欲との抑制に関係のあるものほど、重要なものはない。 

 

㉖ サタンは、神が人間にお与えになった

     知的道徳的能力を滅ぼすために、不摂生を通して働く。

  こうして人間は永遠の価値を持った事物を認識することができなくなる。

 

㉗ キリストの模範は、

      食欲と情欲とを神の御心に従わせることによってのみ、

     われわれは永遠の命の望みを持つことができるという事を明らかにしている。

 

㉘ われわれは、自分自身の力では、我々の堕落した性質の要求を拒む事はできない。 

 

㉙ 主は、人の通らねばならない道を自らお通りになって、

    我々が勝利する道をお備えになった。

 

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㉚ 食欲の力と闘っている者は、

     試みの荒野における救い主を見なさい。

   「わたしはかわく」と叫んで

   十字架上で苦しまれたイエスを見なさい。

 

㉛ イエスは聖霊の内住によって戦いに備えられた。

  しかもイエスは我々を神の御性質に 

      あずかる者とするためにおいでになったのである。 

 

  われわれは、信仰によってキリストに繋がっている限り

      罪は我らの上に権を取ることはできない。

 

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㉜ イエスはサタンとの戦いに、神の御言葉によって勝利されたのである。

 

 神の御言葉の中にある約束はどれもわれわれのものである。

 

 

マラナ・タ

食欲が「試み」であると考えたことがあっただろうか?

今の時代、誤まった食欲によって、人間の体が破壊されている。

それだけではない。

神との関係にも影響を及ぼしている。