ごきげんよう!さわこです。
昨日の朝、小雨の中、橋の上で写していましたら、
向こうから歩いて来た同年配の女性が
傘をさしかけてくださいました。
「どこを写しておられるのですか?」
「あの山並みです。グラデーションがきれいでしょう?」
「あっ!ほんとだ。
遠くの山まで気にかけて見ていませんでした。
山の色が少しずつ違っていますね!
そして、手前の山の緑が背後の山なみを引き立てていますね!」
と、打てば響くような応答に、心が弾みました。
個人的なことは、何一つ
話題に出ることはなかったのですが、
ご婦人の傘の中で、この川の土手の道の美しさを語り合いました。
「この川で、カワセミを見た人がいるんですって。」
私の知らない、情報も。
ほんの5分くらいの時間でしたけれども、不思議な交流の時間でした。
密な時間を共有しました。
(お互いにマスクをして、顔も半分しかわからない)
名前も知らないままに、傘をさしかけてくださったお礼を言ってお別れしました。
その後に、八重のどくだみの群れを見つけました。
昔、茶の湯を共に学んだ人であるかのような・・・
学生時代、文芸部で一緒だった仲間のような・・・
いえいえ、互いにクリスチャンだったのかもしれない・・・
マラナ・タ
ドライアイの目薬をもらいに行った眼科からの帰り道でした。
回り道してよかった。