ごきげんよう!さわこです。
1月23日、早朝。脱走した、加藤とらきち清正君。
予防注射1回目を済ませ、その後、発覚したお腹の中の虫退治の途中でした。
2回目の注射は1月30日。
その後、去勢手術を予定。
それから体力が回復したら、後は、家猫になるか、出ていくかはとらきち任せ。
ところが、脱出してしまいました。
23日から26日まで、雨。
野良猫は、何か所か、お家を持っているらしいので。
脱出しても、お腹を空かせることも、路頭に迷うこともないだろう。
気ままな暮らしをとりもどした野良猫生活を、再びエンジョイしているのでしょうかねぇ。
我が家は、とらきちに選ばれなかったのだから、仕方がないと、割り切っていましたが・・・
ところが、家出から二日後の朝、ご帰還。
(おいおい、たったの二日で帰ってくるのかよ)
我が家の軒下に用意してあるベッドで寝るときもあれば、朝帰りの時もあり。
以来、毎日、3回は、食事のおねだりに現れます。
そればかりではなく、頭や背中をなでなでしてくれ!との注文つきです。
なでてやると「のどのあたりも」とさらなる注文が。
今朝、散歩から帰ると、三つ指ついてのお出迎えでありました。
「かあちゃん、おかえり」
ごはんは、父ちゃんにもらったよ。
と、ばかり、ご挨拶が終わると、また、出かけていきました。
昼には、また、帰って来て、娘におねだりしていました。
「ねえちゃん、ランチを用意してくれや」
娘も、二度目の注射に連れて行かなくてはいけないので、やさしく語り掛けてご飯の提供をしておりました。
ゲージに入れるのは、やめております。
ご飯の時には、半分、体を部屋の中に入れるポーズをしてみせるのですが・・・
それは、きっと、とらきちのパフォーマンス。
相手にはしません。
手を出すと、逃げ出すのは分かり切っています。
そういう、愛の駆け引きゲームみたいなのは、好きじゃないの。
かあちゃんは。
「にゃあ」と、一声出して
「よしよし、してくれや。(前のように)」と、
思しき態度を見せます。
なんとか、注射と手術まで、行きつきたいと願っています。
家の中のゲージに入れていたほぼ10日間、いやはや、苦労しました。
大人になった猫を保護ねことして、お世話をすることの難しさを、嫌というほど体験しました。
脱出してくれたおかげで、静かな夜が続いています。
おじゃる姫も、静かな夜を過ごしています。
(もし、猫を本気で飼うならば・・・子猫からだわ。野良猫の習性を身に着ける前の)