ごきげんよう!さわこです
残念なおしらせ
昨日の早朝、加藤とらきち清正君が出奔しました。彼の知恵に、うまく隙をつかれてしまいました。
愛犬の二十歳のおじゃる姫もふくめて家族全員が持てる力を尽くして、連日の寝不足、とらきち君に誠意を尽くした(つもり)でしたから・・・
月末の予防注射が一回残っており、それを済ましてからでなくては、去勢手術もできないわけでして。
このまま帰って来なかったら、野良猫世界に、また子猫が出現してしまいます。
ハーネスを上手く抜けてしまわれましたが、首輪はついたまま。
しかたないです。
彼の意志に任せるしかなくなってしまいました。
夜には帰ってくるかしら?と、
思いましたがご帰還はなさいませず。
帰った時には、喜びをもろに見せずに、
「あら、帰ったの?」とクールな対応しようと思っています。
私も娘も猫を飼ったこともなく近隣の野良猫を減らすお手伝いができれば・・・・
と頻繁に訪問するとらきち君を保護する作戦を夫と娘が、行きがかり上、計画をたてた次第でありました。
おまけの私は、観察しつつ、頼まれたお手伝いを楽しみながらしていたのです。
娘と愛犬は、夜中じゅう、にゃーご、ニャーゴと、泣き続ける彼とのお付き合いに、消耗しきっていました。
しかも、ゲージを上手く抜け出しては、自分のトイレではなく、部屋のあちこちにおしっこ、うんちをして、掃除、消毒、洗濯、とらさんの入浴のお世話に明け暮れておりました。
娘も、わんこも、文句も言わずに、出来る事を「とらきち~、やってくれたね~」と言いながら、「忍耐の修行だね~」と。
なんて、いいむすめたちなんだ。うちの二人の姫様たちは。
やっとゲージの中のトイレを使えるようになってきましたのに。
「まあ、しかたないよね。やっと、寝られたよ。眠れたよ」と姫君たち。
発情期らしき、鳴き声は、家出してのち、どこからも聞こえてきません。
「とらきちは女に不自由してないよ。近所に大奥をもっているのかもしれないね」
と、父娘の会話が聞こえてきました。
我が家に静寂が戻ってきました。
帰ったら、帰った時のこと。
帰らなかったら、諦めるまで。