ごきげんよう!さわこです。
 
何年前になるかしら。
日日草の苗を買ってきて植木鉢に植えました。
翌年の春、その植木鉢から、このような葉が出て来て花が咲きました。
土の中にこぼれた種が混じっていたのでしょうか。
 
何年も名前が分からないままに、その花は増えて行き広がっていきました。
はかなげな花でしたから、消えてはいけないと、枯れてはいけないと、
ハラハラしながら見守っていました。
 
ところが、コンクリートの割れ目から、レンガの隙間から。
そっと移した植木鉢から、どんどん育っていきました。
葉っぱも、花も可憐です。
 

  

 
  
 
   
 
心配することなどなかったみたいね。
とてもたくましい花でした。
 
そして名前も最近になってやっとわかりました。
名もない花などではなかったのです。
ツタバウンラン。つたばうんらん。
 
蔦葉海蘭 
オオバコ科ツタバウンラン属以前の体系では(ゴマノハグサ科)
帰化植物(ヨーロッパ原産)
 
名前のない花などはなく、名前を知らないだけなのです。
でも、最初に名前を付けた人がいて、名前があります。
野の花もたくさんあって、名前を覚えるのは大変です。
 
マラナ・タ
神は青草と、種類にしたがって種を持つ草と、
種類にしたがって種のある実を結ぶ木とを生えさせた。
神は見て、良しとされた。夕となり、また朝となった。
第三日目である。            創世記1:12