安息日は、
人生において一番大事な関係について振り返ることのできる時間です。
いちばん大事な関係とは・・・神様との関係、大切な人との関係。
私たちの日々を混乱させる要求などに答えなくていい時間なのです。
そう・・・たとえば、
赤ちゃんのおっぱいの時間やおむつを換えている時に、
見知らぬセールスマンが来たとします。
頼んで来てもらった訳でもない、緊急を要する訳でもない。
インターン越しに「今、手が離せません。失礼します」それだけ言って断ります。
その時、あのセールスマンさんに失礼なことをしたかしら?
あのセールスマンさんは、
私に必要な情報を持って来てくれたのかもしれない、
どこからも誰からも断られて意気消沈してしまって、
私がそっけなくしたばかりに自殺するかもしれない。
などと、妄想を広げていって、
「私ってなんとジコチューかしら」 と自分を責めたりするでしょうか。
それは何が一番大事か線引きができてないのです。
ですから、悩む必要のない悩みを自分から背負い込むのです。
あなたは正しい選択をしました。
あなたにとって、今、なすべきことは、見ず知らずの人の事情を想像して、
不親切であったかもしれない自分を責めることではないのです。
あなたの大切な赤ちゃんのお世話が今はいちばん大事。
そんなふうに、安息日は、
人生において一番大事な関係について振り返ることのできる時間です。
二番目、三番目どころか、100番目のようなこととの見極めがつかなくなって
私たちは、あたふたと気ぜわしく生きているのかもしれません。
人生について一番大事な関係のエンターボタンを押すと、
優先順位がぱっぱっぱ、と決まるのかもしれません。
安息日中心に1週間を過ごしていると、
神様の目線での、人生の優先順位が、分かってくるようです。