ごきげんよう!さわこです

30年来使って来た電気釜式の圧力釜が、ついに壊れてしまって3年くらいになります。

新しい圧力釜に買いかえる予算がなくて、なし崩し的に、
白米+雑穀or白米+麦or白米only 生活が続いていました。

夫は玄米が好きなのですが、私が飽きてしまっていたこともあったのです。
玄米に固執することの熱が冷めてしまったといいますか(苦笑)


先週の安息日の午後、新しくお友達になったA子さんと話していて、
「土鍋でも玄米が炊けるんですって。圧力釜だと、強い圧力で玄米の成分が破壊されるそうで・・・」という情報をお聞きしました。

圧力釜の中に水を入れて、一晩水につけた玄米をオーサワジャパンの「カムカム鍋」に移して、スイッチオン。時間は高圧で30分。
これが30年間、私のやってきた方法でした。

玄米=圧力釜 という思い込みが強かった私。
思考停止していました。



A子さんと私は20歳違い。
彼女の年齢の頃には、私はバリバリのマクロビオテック。
その後はSDA食に徐々に移行していっていました。
乳製品の好きな私は、バリバリのマクロビ食が面倒になっていたのでした。
海辺育ちの上に、夫の趣味は魚釣り。
ですから、完全な穀菜食にはなり切れないまま、さわこ式お気楽穀菜魚食を続けています。

A子さんの言葉に、スイッチオン。
娘に話したら「そりゃ、そうでしょうよ。圧力釜なんて昔はなかったわよ」


ネットで「土鍋で玄米を炊く方法」と調べたら、
秋田地方で江戸時代から伝わっている、「玄米のびっくり炊き」がみつかりました。

これこれ!江戸時代から!伝わっている方法!
昔の日本人の生活に興味津々の私の思考回路にピッピと響きました。


前もって一晩、吸水する必要はなし。なんと楽ちんなことでしょうか!

思考錯誤して、我が家にあった方法を研究実験。

小さい土鍋に 一合の玄米、1・5カップのお水に塩少々。
強火で20分を目安に。
水がなくなってきたら、冷水を半カップ入れてかき混ぜ、さらに20分。
そのまま余熱で15分ほど蒸す。

どういうわけか、愛犬おじゃるも気に入って「ちょうだい、ちょうだい」
というわけで、大人二人+おじゃる にちょうどの分量です。

残った時には、小さなおにぎりにしておきます。
オープントースターで、表面をカリカリに焼いて、お醤油を少し垂らして、頂きます。

昔は、揚げ玄米ボール にしていましたが、油は極力減らしたいので、焼くことにしました。

マラナ・タ
新しい信仰の友A子さん! ありがとう!
おかげで3年ぶりに玄米生活に復帰できました。
久しぶりの玄米の懐かしく美味しいこと!
A子さん、あなたとあなたの家族は、神様からのプレゼントです。