断らない人は損？得？
「お願いして断られるのも
気分が悪いから、断りそうな人には
仕事をお願いしない」
先日、管理職研修でそのように
おっしゃっていた方がいました。
上司の役割は、部下を成長させ、
未来も活躍できる人材を育てること。
しかし、上司も人間です。
断られることで、凹むんです。
一方、断る側はどんな風に思っているのでしょう。
なんで私ばっかり？
お給料はみんなと変わらないのに・・・
という損したくない派の人と、
えー、できるかどうかわからない。
自信ないなあ・・・失敗して、
みんなに迷惑かけたら申し訳ないし。
という自信ない派の人。
がいるようです。
いずれにしても、断られた側は、
思った以上に、ダメージが大きいんです。
ダメージを受けたくないために、
諦めずに依頼する人って案外少ない
ものなんです。
さて、依頼される内容は色々あると
思います。
自分のキャリアアップにならなそうな仕事と
キャリアアップになりそうな仕事。
目の前の損得だけでなく、やることで
自分の未来にメリットがあるか。
こう考えてみていただくとよいと思います。
断らずにどんどん受けると、
自分の首を絞めることになりますから、
判断は必要。
それは、今の損得ではなく、未来の損得。
これを経験しておいた方が、
今の会社の中だけでなく、
もし転職を考えたときもアピールできる
経験になるんじゃないか。
こんな風に考えてみるのも、ありです。
やりたいことが見つからない、
案外自分には、これじゃなきゃ、という
こだわりがない・・・
こんな人は、
断らないことも、自分のキャリア形成に
案外役立つものです。
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