限りある時間の使い方
Amazon(アマゾン)

最近読んだ本。
「限りある時間の使い方」
私にとってとてもよい気づきに
なりそうな本でした。
まず、読み始めた際、自分の中に
落とし込むのに時間がかかりそうだな、と
感じました。
巷で言われている時間の使い方の指南は、
自分の時間をいかにコントロールするか、
というテーマのものがほとんど。
時間管理の習慣、
何をやるかのタスクリスト作成方法、
朝の時間をいかに有効に使うか、
などなど。
私にとっても、
これらは馴染みのある方法ですが、
実はこの方法だと、
自分の時間を生きている、とは
言えないんだということ。
この本に何度も出てきたのは、
人の人生の期間。
私たちの一生は、4000週間だそう。
更にいうと、人類の文明は約6000年前に
誕生し、文明全体を網羅するために
必要な人生は60人分とのこと。
つまり、私たちは約60代目。
宇宙単位でいうと、なんとも
人類の歴史は短いことか・・・
こう考えると、目の前の時間管理に
とらわれているのって
なんともちっぽけな自分の世界。
私たちが近視眼的に時間管理したところで、
と思ってしまいました。
本当の時間の使い方は、もっと大きな
視点を持つことが大事。
そこで、ふっと思ったのが、
講演や研修などのテーマに
しているダイバーシティとキャリアでは
女性活躍の文脈から、世の中を変えるためには
もっと多様なリーダーが増えていく必要が
ある、という話を度々していますが、
それを聞いていただいている多くの女性は、
そうそう、うちの会社はリーダーが画一的!!
男性ばっかり!
女性のリーダーが少ないから、
もっと増えた方が
多様な考え方が会社の中に浸透するし、
働き方だって柔軟になる、
アイデアも豊富に出るはず。
だから女性リーダーはもっと増やした方がいい!
なんて前向きな感想をおっしゃってくださいます。
そこで、ではあなたはリーダーを
目指しますか?と聞くと、
難色を示す方がたくさん!
思い当たる方、いらっしゃるのではないでしょうか笑
社会の課題と自分が紐づいていないこと、
よくあります。
話は戻りますが、この本を読んで、
自分の時間って自分だけのものでは
ないんじゃないかなあ、と思いました。
私がその時間を使ってやったことは、
私だけの時間じゃないんだって。
私が何をやるか、やらないか、を
考える時、自分のことだけを考える
時間管理は違うんだなーという気づき。
私の感想となってしまいましたが、
考えさせられる内容でしたので、
良かったら是非手に取ってみてくださいね。
キャリアカウンセリング
現在、安心してご相談いただくためにも、
密になるカウンセリングルームは避けて
すべてオンラインか、風通しの良いカフェでの
対応に切り替えさせていただいております。
平日夜、土日も対応しておりますので、
いつでもご連絡ください。
■法人のお客様はこちらから
http://www.carrier.co.jp/