オフィスはおしゃべりする場所に? | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

オフィスはおしゃべりする場所に?

「多くの人は、勤務時間の一部(大半ではなく)を

在宅で過ごすようになる公算が

最も大きいと確信している。

 

オフィスは「ほかの従業員とおしゃべりしたり、

予期せぬ出会いがあったり、ぶらぶらする場となる。

 

これに対して自宅は、より集中し、目的を持って

仕事をする場になる。

 

 

こう言っているのは、ベストセラーとなった

「ライフシフト」の著者であり、人生100年時代、と

言っている リンダグラットン氏。

 

先日、ある研修で、コミュニケーションを

みんなが取ってくれない、と悩んでいる方が

いました。

 

おそらく、会社にいれば、いわゆる

「おしゃべり」や「予期せぬ出会い」が

ありますが、

 

在宅が中心となると、この2つは難しい。

 

研修で、コミュニケーションをみんなが

取ってくれない、と悩んでいる方の言う

コミュニケーションとは、報連相よりも、

この2つの方が大きいかもしれません。

 

情報は、耳、目、鼻から入ります。

 

メールや電話から入る情報は、その一時。

 

自然と入ってくる情報は、その場所に

いないと得づらいですよね。

 

最近は、働き方改革もあり、

ミーティングの効率性も問われています。

 

1時間以内で結論が出ないミーティングは

意味がない、効率が悪い。

 

こんな理由から、ミーティングの中身を

見直す企業も多いようです。

 

私もコンサルタントとして、様々なクライアントの

ミーティングに参加させていただくのですが、

 

実際にお会いするミーティングは、

部屋を確保する時間が1時間、と決められている

会社もあります。

 

決めるために話さなくてはならないことが

盛沢山!

 

そうすると、雑談する時間なんて、ありません。

話が脱線するなんて、もってのほか。

 

「うちの部長、ミーティングが長くて・・・」

2時間は当たり前、3時間、午後いっぱい・・・

 

よくある話でしたが、最近はそういったことも

聞かなくなったのではないでしょうか。

 

ありがたい話ですが、もう少しだけ、

決めること以外の話をする時間があったら

よいかもしれません。

 

仕事以外の話を

ワンオンワンで対応されている企業もありますが、

 

決めるためのミーティングとは別で

数名で雑談する時間も必要です。

 

会社によっては、そのような対策を取っているところも

出てきています。

 

雑談のためのオンラインランチ会や

なんなら業務時間中でもよいのではないでしょうか。

 

または、雑談のためだけに出社する、

なんて日時があっても良いかもしれません。

 

 

 

■個人のお客様はこちらから

キャリアカウンセリング

http://www.sawako-women.net/

 

現在、安心してご相談いただくためにも、

密になるカウンセリングルームは一時避けて

すべてオンラインか、風通しの良いカフェでの

対応に切り替えさせていただいております。

平日夜、土日も対応しておりますので、

いつでもご連絡ください。

 

 

■法人のお客様はこちらから

http://www.carrier.co.jp/