イライラの原因は自分の中に

管理職向けのダイバーシティマネジメント研修にて

お伝えするのが、

自分とは異なる相手（部下）のコミュニケーションと

育成方法。

そのためには、まずは自分を知る必要があります。

なかなか、管理職の皆さんは、

自分を振り返る時間を取れないくらい

忙しいのではないでしょうか。

しかし、実は何はともあれ、自分を知ることが

大事なんです。

それができているリーダーと、そうでないリーダーは

全くチームの在り方が異なります。

当然、前者のリーダーの方がいいわけです。

さて、自分を知るとはどういうことか、というと、

リーダーに関わらず、

過去から今

と

未来

を知ること。

過去から今は、自分の経験、性格的な特徴、

強みなど。

未来は、これからどうしていきたいのか、

どんな人間になりたいのか、などのビジョン、

ありたい姿。

管理職の方にお伺いすると、

意外と自分のことを知らないんだなーと感じます。

最近では、ハラスメント問題で、管理職が

指導を受けることがありますが、

これも自分では、ハラスメントしている、と

わかっていないんです。

パワハラ、セクハラをする人は、性格的な、

遺伝的な特徴があるんです。

性格は変えづらいものですが、ちゃんと自分を

知っていることで、気を付ける意識を持つことは

できます。

自分に振り回されない。

これからの混沌とした世の中で、大事なこと。

環境変化に振り回されないってよく言われますが、

（私も言っていますが）

実は、自分に振り回されないことの方が大事。

部下育成や、周囲の人と接する際、相手を

評価したり、振り回されたり、と

人間関係には、色々なストレスがあります。

しかし、原因は相手ではなく、自分がそれに対して

どう感じるか、自分自身にあります。

相手ではなく、自分が悪い、ということではなく、

自分がどう感じる特性の人間なのか、を知ること。

これが解決につながります。

目の前の人にイライラした時、

なぜ自分は、その人にイライラするのか、を

知ること。

必ずイライラの原因が、自分の中に潜んでいます。

これって人生すべてに役立つ考え方ではないでしょうか。

感情が動く出来事に遭遇したら、立ち止まって

自分の内面と会話してみましょう。

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