久しぶりに相談してみました | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

久しぶりに相談してみました

仕事や人生の相談をする相手って

いますか?

 

何を誰に相談するか、は異なるもの。

 

聞いてほしい、共感してほしいだけ?

ちゃんとしたアドバイスをほしい?

実際に支援してほしい?

 

これによって相談相手が異なります。

 

また、自分のことを知っている相手がいいのか、

または知らない相手がいいのか。

 

知っている相手は、フィルターがかかります。

 

例えば、親。

 

子供の頃からの自分を知っているので、

自分のことを一番わかっている相手。

と思いがちですが、実は違うことがあるのです。

 

それは、私のところにキャリア相談に来られる方が

親から受けたアドバイスが、残念ながら

的外れのことがある様子から感じたこと。

 

その理由は、

・子供の頃の自分しか知らない

 子供は自立します。

 小さいころは人見知りで内気だったのが、

 社会でもまれて、成長しているなんてことが。

 親はその仕事での猛々しい姿を

 知らないのです。

 

・こうあってほしいの希望のフィルター

 親は子供に幸せであってほしい、と

 願うばかりに安心安定を強要してしまう

 ことが。

 新しいことにチャレンジしようとすると

 あなたには無理よ、それよりもあなたは・・・

 なんてアドバイスする親御さんも。

 また、そこには、世の中の環境が変化している

 情報を知らないままのアドバイスも。

 

実は先日、久しぶりに元上司と会い、

そして久しぶりに、仕事の相談を

してみました。

 

元上司は、私の20代を知っている人。

そこから20年以上経過しているその後の

私のことは、詳しく知りません。

20代の頃の私は、周囲に甘え、

決して自立的ではありませんでした。

 

元上司の私への印象、記憶は、

きっとその頃のまま。

 

なので、端的に自分が今やっている仕事と

これからのビジョンを語ってみました。

 

結果、とてもよいアドバイスをもらえたのです。

 

私自身が相談してみて思ったこと。

 

当たり前のことかもしれませんが、

特に男性に相談するときは、

なんとなーくではなく、

端的に現状とこれからの希望、

すでに実行している施策、

ほしいアドバイスを整理して話すこと。

 

知っている相手だからこそ、相談時、

わかってくれているだろう、の

甘えが生じてしまうことがあります。

 

私がキャリアカウンセリングを行う際、

たくさんのことを相談者に質問します。

 

それは、相手の情報が足りないと、

アドバイスの質や量が下がるからです。

 

私はプロとして相談に乗っていますから、

ヒアリングしていきますが、

 

実際、周囲の知り合いに相談する際、

相談する自分から情報を整理して、

アドバイスしやすい状態にする努力が

必要です。

 

情報は小出しにせず、端的に。

ただ、それが難しい、という人は、

いきなり、アドバイスを欲する相手に

相談するのではなく、ある程度、

友人など周囲の人に話を聞いてもらい、

整理してから、いよいよ相談、という

流れもよいかと思います。

 

なんてことを久しぶりに自分が人に相談してみて

感じた次第です。

 

実は私は、意外と自己完結型。

(キャリアカウンセリングを生業としていながら・・・)

 

聞いてほしかっただけ、というお話は、

人にしない性格です。

 

でも、外に出してみて、自分で答えを見つけたり、

具体的にアドバイスをもらったりすることの

大切さ、最近感じています。

 

 

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