寿転職で賃金が減らないように

「自立で自由を手に入れる」

今年のブログはこのテーマ。

内閣府の調査によると、

結婚などで会社を離れる

「寿」退職の後、新たに仕事に就くと

賃金は平均８．５％程度下がる

（日本経済新聞　2月3日朝刊抜粋）

その理由として、パート復帰の割合が

増えたことにあるようです。

おそらく、過去には、復帰せず、

専業主婦としての生涯を選ぶ方が

多かったのが、ここにきて、復帰はするものの、

パートとして、という方が多いのでは、

とも感じています。

カウンセリングや研修では、様々な

女性の本音のご相談を受けています。

今の会社では、子育てしながら働くことが

想像しづらい。

旦那さんは帰りが遅いし、子供は

自分が見ることになるのは、目に見えている。

やっぱり一度辞めようかと思う。

第一子目までは、何とか頑張れたが、

２子を考えると、両立して働き続けられない

気がする。

子育ての事だけではありません。

介護もそう。

親の面倒を見ながら、仕事を続けるのは

難しい。

一度辞めてから介護に専念して、そのあと

考えようと思う。

そんな時、私は、

辞める前にちょっとまって、と

現実の話をします。

それはお金のこと。

例えば子供が産まれたら、

どのように育てたいか。

教育費です。

すると、子供にはお金のことで

我慢させたくない・・・と現実的本音が

出てくる方も。

お金って自立的に生きていく上でとても大事。

だから、できれば辞めずに続けてほしい、と

アドバイスをさせていただきます。

しかし、単に辞めずに続ける、ということではなく、

自分のスキルアップも意識しながら、

実績を積んでいってほしいと思っています。

時短など、福利厚生を使いながら、

遠慮せず、「ちゃんと」スキルアップする。

時間のない中で、では、何をやればいいのか。

どうしても会社や上司によっては、

時間内で終わる、ルーティンワークしか

任せてくれないことも。

そして本人も、欲を出して、結局できなかったら

迷惑になるから、と時間内で終わる仕事で

我慢している人も。

もちろんそれを一生懸命やることも大事ですが、

本当にスキルアップになっているのか、

ちゃんと考えることも必要です。

無理して仕事の量を増やす、ということではなく、

未来を見据えて、少しでもやっておいた方がよい

ことや勉強を時間を作ってみましょう。

そんなことができるのか、という声も

ありそうですが、

でも、「自分のために」やってほしい。

会社のため、ではなく自分のために。

と私は思います。

将来を見据え、仕事をしていくために

必要となるスキルを身につけましょう。

将来につながる実績を意識して、

仕事を取っていきましょう。

自分だからこそ、の必要とされる経験を

積んでいきましょう。

それは何か・・・

答えは一言では言えません。

自分だからこそ、をちゃんと探す。

考えるのではなく、たくさんのことを

見たり、自己理解をしたり、

よきアドバイスを受けたり、

と探索してみましょう。

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