女性社員を育成できる会社、管理職 | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

女性社員を育成できる会社、管理職

女性活躍推進に向けた取り組みの参考になれば、
と、今回は、拙著のご紹介をさせていただきます。


今年の2月に出版された本です。

女性に「ついていきたい」と言われる上司の仕事術 (Business&Money)/WAVE出版

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2016年4月から女性活躍推進法が成立、

301人以上の企業は、
自社の女性活躍推進に向けた取り組みを
公表することを義務づけられました。



http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html


しかし、お伺いすると、まだ何もやっていない、という
企業も実は少なくありません。

順次、指導が入っていくことと思われます。

女性活躍推進の意義は、意外と
経営者、管理職、そして女性社員に浸透していないことが
多く、


企業の講演や研修で、女性活躍推進法について
知っているか、を手を挙げてもらうと、

ほとんど挙がりません!!!


女性社員自身、知っている人がゼロ、という会社、
普通にたくさん存在します。

最初の頃は驚いたのですが、ここ数週間、私も
びっくりしなくなり、イチからその理由を
伝えよう、と思うようになりました。

今はなんとか、会社、そして日本は回っていますが、
10年後、このままの状態が硬直化し続けたら、

間違いなく、日本は、世界から取り残されるでしょう。

日本は、先進国で最も女性活躍推進が遅れている国なのです。

その背景としては、日本が島国で、外の影響を受けづらい、
という点もありましたが、今は、そんなことを言って入れれないくらい、
インフラの整備、IT化、変化の速い社会の中にいます。

少子高齢化は、間違いなく忍び寄ってきています。

共働きではないと、家庭が支えきれない経済状態。

このままだと、良いことがありません。

10年後に急にやろうとしても、筋肉がついていない状態。
女性たちが、働く力と経験を今から着々と身に着けることが
未来を解決します。

また、この女性活躍推進法にのっとって、
本気で経営者、管理職が取り組むことで、
当然組織にもメリットがあります。

今、人が取れない、と採用担当者の多くが悩んでいますが、
もっと間口を広げたら、いい人材はたくさんいます。

しかし、せっかくいい人材を採用しても、
辞めてしまっては意味がありません。

優秀な、将来有望な人が、組織の中に留まって
活躍しつづけてもらうためには、

組織の活躍しやすい環境と、教育が必要です。

そして、いい人材が生き生きと活躍している会社には、
更にいい人材が、入社したい!!と集まります。

いい人材の採用と育成。

その要となるのが、管理職の方々。

しかし、女性育成の経験のない管理職の皆さまは、
戸惑っています。

心から、この取り組みに対し、必要性を感じていない人も
たくさんいます。

うちには必要ないよね?と本気でおっしゃっている方、
少なくありません。


しかし、今は必要ないかもしれませんが、着々と
変化は足元に忍び寄ってきています。

多様性に慣れていない管理職が多い日本。
外国人、LGBT、様々な社員を育てていく必要がある管理職。

まずは女性から。。。








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