自分の仕事が奪われる、と思ったら

3月も終わりに近づいてきました。

先週まで研修や講演で忙しく過ごしていましたが、
今週は、少し落ち着いています。

さて、先週、ある企業にて2日間の女性向け研修が
ありました。

女性の皆さんが、これからの活躍の仕方を考えて
いただくためのものです。

これはたびたび言われることですが、

10－20年後には、今の仕事の４７％程度が消えてしまう。

オックスフォード大学のマイケルＡオズボーン准教授など、
人口知能などを研究する識者が統計上から
語っています。

特にその中でも、ホワイトカラーの仕事は
様変わりする、と言われています。

今、社会や組織に所属する20－30代は、
現役真っ盛りの時に、そのようなことが起こると
考えられます。

しかし、彼女たちに任されている仕事は、
機械化できるものが多い。

アシスタント業務は、ちょっと今後を考えないと、
システム化されてしまうものが多い。

特に一般職の女性たちは、危機感を感じています。

しかし、どのように仕事を変えたり、新しい仕事を
見つけたらいいのか、わからない。

その理由として、私が感じたのは、彼女たちが
持っている情報があまりにも少ない、ということ。

情報が少ない、狭いために、仕事の全体像がわからない、
自分の周囲にやったほうがいい仕事があるのに、
気づけていない。

少ない情報で改善しようとすると、今の自分の
仕事を工夫改善を繰り返すしかない。

実は改善で大事な考え方は、目の前の仕事を
改善で簡素化できたら、出来た時間で、
新しいことに着手する、ということ。

単に改善するのではないのです。
新しい仕事のための時間を作る、ということなのです。


さて、一般職が機械には負けないで、存在価値を
高めるためには、一般職をなくす、という
考え方もありますが、

もっと広く周囲に視野を広げて、課題をみつけてくること。

そして、その課題に着手し、自分の仕事にすること、です。


研修では、視野の広げ方、仕事の見つけ方を教えています。


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