難しいよね、のワードが出たら

キャリアコンサルティングのセミナーで、

ケーススタディを実施することがあるのですが、

相手の支援では、アドバイスが肝になります。

相手の状況を整理し、今、過去、ビジョンなどを

聞いたら、次はでは、どうしたらいいの？を

考えていきますが、

その際、いかに幅広く選択肢を考えられるか。

これは、コンサルタントとして、訓練が必要です。

幅広い選択肢は、可能性がたくさんあることに

つながります。

私たちは、つい、思い込みが入ります。

この年齢だと今更・・・

経験のないことでは厳しい・・・

今に時代では難しい・・・

いいな、と思うけど、そんなことは私には無理・・・

これは、本人が自分について思いこんで

天井を作ってしまうマイナスワードですが、

これを無意識に、コンサルタントが思ってしまい、

言葉にしてしまっていたり、

それによって相手の可能性を狭めてしまっていることも。

実際、年齢的、経験的に厳しい、と

思われるような挑戦、キャリアチェンジでも、

出来ている人はいるのです。

あの人だからできた、

あの人の経験があったから・・・

もちろん、そういうこともありますが、

でも、出来るかできないか、で言えば、

出来る人がいるので、出来る、のです。

やり方を知らないだけ。

アドバイスする際、選択肢を広げ、

どうやったらできるのか、を考えていくこと。

これができることが大事です。

これは、自分自身のことにも言えます。

より、自分のことになると、過小評価しがちな

人ほど、「無理」とあきらめることも。

まずは、無理かどうか、は置いておき、

可能性をとにかく挙げてみる。

更に、それをやれたらいいこととやりたくないことに

分類。

前者を実現させるために、どうしたらいいのか、

考えてみる、もしくは、詳しい人に相談してみる。

このステップを踏んでみると、論理的に

ご自身の未来を考えることができます。

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