自分の影響を意識してみる

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　　　　　　　　　　日曜のコラム

　　　　　自分の影響を意識してみる
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新しい上司になった途端、部の雰囲気が明るくなった。

こんな話をよく聞きます。

もちろん逆もありますが。

このように、私たちは、「存在」という
影響力を持っています。

この存在とは、その人がいるだけで感じる雰囲気は

勿論のこと、
その人の発言、表情、出している声、

振る舞いなどが入ります。

本人はいつも自身と一緒だから、

あまりその存在感に気付かないものですが、そこにいる
だけで、人は影響があります。

「私は静かな方だから・・・」こんな風に

感じる人もいると思いますが、それも影響します。

その人がいると、落ち着く、とか、

あまりにもおとなしいので、心配される、とか。

特にこの影響力は、会社の中では、

年次が上がってくるほどに、強くなってきます。

企業研修では、リーダー層に向けた研修を

実施する機会が多いのですが、皆さんに
必ずお伝えしているのは、「影響力」について、です。

会社の雰囲気は、リーダー層によって、決まる、

と言っても過言ではないほどに、その
影響力は強く、皆が一挙手一投足を

見ているものです。

先日、ある企業の役員の方とお話して

いたのですが、その方が仰っていたのは、

ご自身の立場から、自分の影響力を

非常に気にされている、ということ。

自分がちょっとでもしかめっ面をしていると、

別に意図はなくとも、部下たちは、それに
振り回されるから、と。

いつも媚びを売るようにニコニコ愛想を

振りまく必要はないですが、自分の在り方を
ちょっとでも意識するって大事なことかも

しれません。

特に管理職、管理職候補の研修を実施すると、

「私には部下がいないのですが。」という
ご相談が上がってきます。

もちろん、部下がいなくても、

周囲に人はいます。

この人たちによい影響を与える存在になる。

こんな意識をもってそこにいるって、

大事なことかもしれません！