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相手に期待しすぎるリスク

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    日曜のコラム

 相手に期待しすぎるリスク

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「あの人がこうだったら・・・」

「あの時、もしも・・・。」


つい、うまくいかないことがあると、

外的要因にしてしまう、なんてことは

日常茶飯事。

うまくいかないことの理由には、

必ず外的要因が入るのも当然の

ことかもしれません。

特に、嫌なことがあると、

私たちの視野は驚くほど狭くなり、

固定観念の塊になってしまいます。

上司や社長など、

特に上に対する期待値は、大きくなりがちで、

こうあってほしい、という

理想の姿があるからこそ、

その通りに動いてくれなかったり、

がっかりするようなことをされると、

信頼できない、ついていけない、と

なってしまうものです。

でも、上司も人間ですし、

必ずしも「すばらしい」人、「期待通りの」

人ではありません。


期待すればするほど、いらだちは募るばかり。

ある企業のミーティングに

参加していた時のこと。


上長に対する不満が爆発したのですが、

確かに社員のみなさんがおっしゃるのも

納得できるような、判断力に欠け、

自分のことでいっぱいになって

しまっているのか、


社員のことを考えていないのが、

私が端から見ていても、感じられる状況。

毎日一緒にいたら、

それは爆発するかもしれない・・・。


そう思える状況でした。

しかし、その後、やっぱり上司は

変わらなかったのです。


おそらく、どう変わったらいいのか、

何が間違っているのか、ご自身もわからなく

なってしまったのだと思います。

上司が変わることも大事ですが、

そこに期待していては、結局、

待つしかありません。

そこで大事なことは、やっぱり、

自分たちでどう変えていくのか、を

主体的に考え、改めて会社や

仕事に関わることかもしれません。

自分たちの会社ですし、

その会社がなくなってしまっても、上司の

責任にはできません。

そして何よりも、自分たちの

キャリアのためにも、上頼みではなく、

行動し、改善し、実績を

作ることかもしれません。

自分が関わっている組織は、

自分の好きな形にしてもよいのです。


働きやすい会社を作るのは、自分次第、

ともいえるかもしれませんよね