パワフルだと言われる理由
先日、あるお客さんに、こんなことを言われました。
研修を２日間オブザーブしていて、
打ち合わせの時は、ゆっくりのんびりした
雰囲気だったのに、前に立つと、
急にエネルギーが出てくる。
スイッチが入った、というのがわかる。
打ち合わせの段階では、あのような
雰囲気で研修が進むとは想像していなかった。
でも、あんなに全力でやっていて、
疲れませんか？
そう、実は私、どちらかというと、
ぼーっとした性格。
中学一年生の通信簿に、いつもぼーっとして
覇気がない。タガが外れている、と
書かれたのを覚えています。
本音を言えば、ただ、ぼーっとしていたのではなく、
色々自分の中で、アイデアを整理したり、
何でだろう、と思うことを自分なりの
答えを見つけようと
確かに勉強とは違うことで、頭を
使っていたのですが。
で、なんて研修や講演では、疲れるくらいの
エネルギーを出すのか、を考えてみたのですが、
カウンセリングも普段も研修講演も
頭の中で考えていることは同じ、
伝えたいメッセージはぶれていない。
でも、伝わるためには、伝え方を変えないと、
と無意識に思っているんだ、がわかりました。
少人数の時には、ゆっくり静かにしゃべった方が
届く、
でも、大人数の時には、こちらが後ろまで届く
エネルギーを使わないと、届かない。
また、内容によっても、スピードを変えていたり。
これもまた、無意識だったのですが、
言われて振り返ってみて、気づきました。
相手に届けるための方法を
選んでいるんだと。
ちなみに、相手が男性だけの時、女性だけの時だと
これもまた伝え方のプロセスも変えています。
男性の時は、前提の話をしっかりと。
そして、データを必ず用いたり、それを
やることのメリットや、ゴールを。
一方、女性の時は、感覚でしゃべった方が
気持ちが伝わる。
ということで、講演や研修が続くと、
パワーを使い切ってしまう。
確かに疲れますが、心地よい疲れでもあります。
人に言われて、改めて発見したことでした。
そして、打ち合わせだけでは、私の講演の
雰囲気は伝わらないんだ、ということも発見でした。
人に言われるって大事。。。
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