感情は軽視できない | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

感情は軽視できない

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   日曜のコラム

          

  感情は軽視できない          

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肉体労働、頭脳労働と並んで、

感情労働、という言葉があります。


肉体は、体力を使って成果につなげる仕事、

頭脳は頭、そして感情は、

まさに感情を使って成果につなげる仕事です。

この、感情労働は、看護、客室乗務員が

代表的なものとして挙げられますが、

特にサービス業が、感情労働と言われるものです。


しかし、サービス業でなくても、

私たちは今の世の中、常に感情

使いながら仕事をしているのでは

ないでしょうか。

感情を使って成果につなげるとは、

自分の感情をコントロールしたり、

相手の感情を読んだりすることです。

たとえば、相手の感情が読めなければ、

「今、機嫌が悪そう」などが

わからずにタイミング悪く話しかけたり。

また、相手の感情がどうなるか、

予想できなければ、投げかける

言葉選びを間違えたり。

ここがうまく行くかどうか、で

成果は大きく変わってくるのではないか、

と思います。

先日、ある男性の相談にのっていて、

気づいたことがあります。


部下がなかなか言う通りに動かない。

結果がでない、というご相談。

どんなやりとりをしているのか、

聞いてみたのですが、その方が

部下とやりとりする時、


どうも、現状把握するための

コミュニケーションが

中心になっているようなのです。


「おまえがどうしたい、とかはいいんだ。

まずは現状を言え。」

というように。


もちろん、状況を整理するために、

事実を整理することはとても大事


しかし、その仕事に関わる人の

気持ちも同じくらい大事。


気持ちが整理できていなければ、

事実もぐちゃぐちゃに

なっていくのです。

気持ちが聞けていないため、

上司にとって部下の行動は、


「突然のこと」になってしまう。


感情には流れがあり、部下は突然、

る気がなくなった、とか、


何かの行動を起こすわけではないのです。


その前から様々な感情が動いているのです。

仕事で成果をあげるためには、

自分と他人の感情を把握、管理し、

感情の動きを予測することが

大事になるようです。