いくつになっても必要とされるには | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

いくつになっても必要とされるには

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キャリアカウンセリングの際、頻繁に質問されるのは、


「転職する際、ベストな年齢はいくつなんでしょうか。」


といった内容。


今、転職するのがよいのか、もうちょっと先がいいのか、

または、実はもう遅いのか。。。

動き時、心配になりますよね。


しかし、転職の適齢期は、ない、と思って

いただいてよいと思います。

というのは、年齢や経験年数に合わせて、

社会や企業から求められるニーズが

変わっていくから。


以前は、年齢が高いと転職しづらい、なんて

言われていましたが、

転職がどんどん当たり前になっている今、

これは一概には言えなくなっています。


つまり、その人の年齢や経験年数に見合ったスキルが

あれば、ニーズがある、ということです。

たとえば・・・


20代前半の人を採用をしたい、と

思っている企業は、どんな目的があるのか、を

考えてみていただきたいと思います。


おそらく、その年齢の人を採用する際、

少なくとも、「経験」は、期待していないでしょう。


もししているとしたら、もっと社会人としての

経験数が長い人を採用するのではないでしょうか。


ということは、こんなことを見ているのです。


「まだ社会人としての経験は浅い。でも、

やる気があれば、育てていきたい。

だから、経験よりも、その人のポテンシャル、
意欲をかうことが最優先事項。

そのためには、経験よりも、たとえば
コミュニケーションスキルや主体性、

柔軟性、明るいか、新しいことへの興味、

チャレンジ精神があればかいたい。」


このように、年齢や経験に合わせて、

社会や企業が求めることがあるのです。


だから、40代の人を採用したい、と

思っている企業は、その人の年齢に合わせた

経験やスキルを欲しているのです。


経理経験20年、決算までできる、管理職まで経験している、

といったように、具体的な実績を求めることもあります。


しかし、それだけではありません。


一番欲しているのは、その年齢に合わせた

ヒューマンスキルなのです。


社会人の先輩として、前向きに周囲を引っ張って

いくような、リーダーシップスキル、交渉力、

調整力、工夫や改善ができるような、

問題解決能力、などです。


このような「意識」を持って仕事ができる人かどうか、

ということを見られているのです。


なかなか採用に至らない人の特徴は、

年齢に見合った経験が足りないのではなく、

後ろ向きになっていたり、依存的だったりするケース。

人生経験が長い人になるほど、

ヒューマンスキルを見られるようになります。


自分自身の年齢に合わせた意識を育てること、

周囲から今の私は何を期待されているのか、を

理解していれば、いくつになっても転職のチャンスは

あるのではないでしょうか。ニコニコ


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