「変える」のではなく | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

「変える」のではなく

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「自分を変えたいと思っているけれど、

なかなか変えられなくて」

そういった声を、セミナーやカウンセリングで

よく聞きます。

確かに、今の自分を作り上げてきたものは、

そう簡単には変えられません。

例えば、「気が利く」という特徴の人。

多くの人が見落としたり、気づかないところまで

気がつくことができる、といった長所になりますが、

一方で、それが短所になることも。

あまりにも色々と気づきすぎて、疲れてしまったり、

無頓着な人にイライラしたり。

長所と短所は、背中合わせなのです。

これをすべて短所とみなして、直そうとすると、

その人のよいところまで失われてしまったり、

やっぱりそのクセが治らなくて、

自己嫌悪に陥ってしまったり・・・。

それでは一体、どうしたらHAPPYなのでしょうか。

それは、もうひとつ、違うスキルを身につけて、

本来持っている特徴と組み合わせるのです。

自分の特徴がマイナスの状態に働いている際に、

それを補ってくれるスキルは?と考えてみます。

例えば、「気が利く」といった特徴を

少しマイナスの言い方にすると、
「細かい」「色々なことを気にする」など。

このような悪い状態を支えてくれるスキルは、

「受け入れる」「受容力」です。

どうしても人より気になることが多いことは、

悪いことではありません。

でも、これが過ぎると、自分が疲れてしまったり、

色んなことにイライラしたり。

そこで、色んな事や人を受け入れる、許すスキルを

身につけることで、本当の意味での「気が利く人」になります。

つまり、「あの人は、誰に対しても、気配りができる。

心遣いがすばらしい」となります。

気が利くだけでなく、心遣いができる、ということになるのです。

気が利く、という行動は、残念ながら、誰でもできるわけでは

ありません(特に私は。。。)

そんなすばらしいスキルを持つ人が、見返りを期待したり、

損得勘定や、好き嫌いを持つことなく、フラットに

受容する力を持つことで、最強のスキルとなるのです。

これはひとつの例ですが、その他の特徴を持っている人も、

もうひとつ新たなスキルを身につけ、本来の特徴とあわせることで、

新しい力になるのではないでしょうか。

変えるのではなく、新たにスキルを身につけるのです。

どんなスキルを身につけますか?

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