第一印象へのこだわり具合は？

社内外共に、私たちには様々な新しい方とお会いする

機会があります。

そんな中、第一印象に気をつけましょう、なんて

よく言われますが、それは相手に悪く思われないように

するためのスキルです。

それを逆に考えると、私たちは、第一印象で、

相手の性格などを決め付けてしまう傾向にある、

ということです。

これって、大きな機会損失ではないでしょうか。

たとえば、第一印象で人の性格を判断し、そこが

先入観になってしまうと、誤ったやりとりのはじまり、

ということになります。

そうならないためには、人を見た目や思い込みで判断しない、

うことが重要です。

私たちの判断は、「勘」ではなく、今までの経験から

来ることが多いそうです。

なんとなく嫌な相手だな、と思う人と会った時、

これは「第六感」でもなんでもなく、「今までの経験で、

嫌な思いをした相手と似ているから」といったことから、

そう思い込んでしまうんだそう。

そして知らず知らず、昔の記憶から、初対面の相手に、

苦手意識を感じ、そういった態度で接し、それが

相手に伝わり・・・。

悪循環が生まれるそうです。

そうならないようにするために必要な行動は、

その人を知るための会話をたくさんすることでは

ないでしょうか。

私たち日本人は、「察する」ということが得意です。

会話をしなくても、相手の気持ちを察したり、
先回りしたり。

でも、それが間違っていることも多くあります。

たとえば、相手の人がした行動や発言に対して、

「きっとこういうつもりで行動したんだろう、言ったんだろう」と、

察するのです。

そこに不足しているのは、確認です。

行動や発言の裏側にあるその人の気持ちを
本人に確認せず、勝手に判断しているのです。

それを間違って読んでしまった場合、

相手に対して誤解が生じます。

そうならないためには、どんどん質問、確認する必要が

あるのではないでしょうか。

「なぜ？」を聞かずに一方的に判断する場面、

多くないですか？

相手の行動の理由を知ることで、自分のイメージ、概念を

持たずに、新たな人間関係が築けるのではないでしょうか。

あの人はきっとこう。と思い込む前に、

もっと会話してみましょう！

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