こだわりと柔軟性のバランス
先日、ある方がおっしゃっていたのですが、
「テレビコマーシャルを見ていると、こだわりという
キーワードがよく出てくるが、昔はこだわりって
あんまりよい意味で使われなかったけど、
最近は、こだわりっていうと、どっしりとした
重みのある言葉に感じられる。」とのこと。
昔は「こだわり」を使うとき、
「あいつは物事にこだわりすぎる」など、
頑固もののような意味を表現する際に使ったとか。
それが今では、こだわることが、カッコいいように聞こえます。
おそらく、価値観の多様化や、環境の変化が激しい
昨今だからこそ、こだわることの大切さが
浮き彫りになっているのかもしれませんね。
私は、「こだわり＝自分の軸」ではないか、と思っています。
自分の軸をしっかりと持っていることで、
舵が取れるのではないか、漂流しないように。
しかしながらそんな中、こだわりすぎないことも
課題ではないか、と思います。
変化が激しく、様々な自分と違う価値観の人たちと
仕事をしなくてはならないのですから、
こだわってばかりでは、取り残されたり、
変化を受け入れられなくて苦しんだり・・・。
今の時代を生きていくためには、
柔軟性も取り入れる必要があるのでは
ないでしょうか。
そのためには、
・自分と価値観の違う人の意見もまっさらな気持ちで
聞いてみる。
・慣れてきた仕事を今一度見直して、更に効率よくする
方法を考える。
・まずはやってみる。
など、実行に移せることはたくさんあります。
こだわりと柔軟性のバランスを保つことで、
選択肢の多い今の時代の中をしっかり舵を取って
漕いでいくことができるのではないでしょうか。
つい、「でも・・・」と口癖のように言ってしまう、と思ったら、
まずはそこから変えてみるのもよいかもしれません！
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