穏やかな日々が大事な人へ | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

穏やかな日々が大事な人へ

毎週日曜日、6回に渡って、「朝、会社に行ける自分養成講座」

基づいて、人の価値観を6つに分け、それぞれのタイプの特徴、

および強み弱みを考え、どうしたらよりよくhappyになれるのか、を

考えていきたいと思います。


最終回の6回目は、タイプ6の

平和や穏やかであることが大事な人について。


いつも穏やかに落ち着いて見えるのが特徴です。

また、仕事を頼まれると、いやな顔をせずに、対応します。


案外、ひとつのことをコツコツと続けることが

嫌いではなく、ほかのタイプからすると、ルーティンワークで

つまらない、と思うものも、責任を持って継続できます。


いつも周囲のことを考え、どうしたらみんなが平和でいられるか、

を考え、自分の意見を言わないことも。


でも、みんながハッピーなら、自分の意見が通らなくても

ぜんぜん平気なので、自己主張をすることはあまりありません。


聞かれたら、答える、または、「どっちでもいい」と回答します。

これは、本心から、「どっちでもいい、みんながそれでいいのなら」、と

思っているのです。


いかに物事が穏やかに進むか、が重要で、

あまり変化の激しい状況では、ストレスがたまります。

変化を楽しめないのも特徴なのです。


争いごとが嫌いで、何かあると、さっと身を引いてしまいます。


こういった人は

「平和が大事な組織安定重視タイプ」です。


あまり自己主張しないため、やる気のない人、と

誤解されてしまうことがあるのですが、そうではなく、

ちゃんとした指示があれば、すばらしい成果を出します。


しかし、意見を求められたり、自分で先導しなくてはならない

立ち上げ業務などを任されると、よさが発揮できなくなって

しまうのです。


ある程度のレールやルールがあった方が、安心して行動します。


そう、安心や安全のもとに仕事をしたほうが、

落ち着いて仕事に取り組めるのです。


アグレッシブな、タイプ3などの上司からしてみると、

わかりにくい、扱いづらい、と思われてしまうことも。


もっと自己主張や意見を、と求められても、

実はそんなに自己主張したいことがないのです。


その行動の裏には、変化を恐れたり、依存心があるようです。


自分が発信することで、全責任や注目が自分に集まるのが、

不安なのです。


このタイプの人が活躍できる仕事は、

アシスタントや、組織の中では、総務や労務管理、保守運用など。


また、人と接する仕事でも、数字などで競う環境よりは、

ルート営業などで、時間をかけて、お客様との関係を構築していく

スタイルの方がストレスなく、よい結果を出せます。


しかし、社会の中では、発信しないと気づいてもらえなかったり、

評価されない、また、誤解を受ける、なんて残念な結果に

なってしまいますから、報告・連絡・相談は積極的にしたり、

自分はどうしたいのか、を考えて発信するクセを

つけるとよいでしょう。


いかがでしょうか。

環境はどうしても変化するもの。その際、自分の身を守るためには、

周囲に自分のことを理解してもらう努力も大切です。


Happyになるヒントにしてくださいね。