合うものを探すための失敗

春ですね。

今週から関東に桜の花が咲き出すそうです。

新しい季節、街のショウウィンドウには、

春らしい色の服がディスプレイ

されています。

今年の流行を雑誌でチェックし、

服を買いに行ったり・・・。

女性にとっては、楽しい季節！

季節が変わるごとに新しい洋服や

お化粧品を購入して、春夏秋冬、と

シーズンを重ねていきます。

そんな風に繰り返す季節の中、

「失敗した！」と思える買い物も

数多く経験したことのある方、

いらっしゃるのではないでしょうか！

クローゼットをあけてみると、

数回しか着ていない服があるのでは？

私も、ディスプレイされているときは

素敵！と思って買ったけれど、

実際に着てみたら自分には合わなかった・・・、

とか、流行しているから買ったのに、

着こなせなかった、などで、

いつか着ようと思ってもタンスの肥やしの

ままのものがあります。

それから、お化粧品もそう。

店頭で、可愛い色！と思って買ったのに、
いざつけてみたら、自分の肌の色と

マッチしなかったり、

海外でたくさんの色が入ったパレットを

買ったけど、結局一部しか使わなかった、
などで、箱の中に、使いかけの

お化粧品がごろごろあります。

でも、これらの残骸、決して無駄では

ないのでは？

よく、「高い買い物をして勉強した」と言いますが、

私たちが自分のお財布を自分であけ、
消費して失敗することには「勉強料」、

という意味があります。

つまり、買ってみて着てみたり、

顔に塗ってみたりしてみないと、

自分にフィットするかどうかわからないのです、

見ているだけでは・・・。

でも、これを繰り返すことで、

自分に合うものが何なのかが

見えてきますよね。

例えば、この丈のスカートは、

自分の足の形には合わない、とか、

このリングは私の手の色や太さには

合わない、とか。

そんな経験を積んで、だんだん自分の

「スタイル」がみつけられるようになります。

ブランドも、20代の頃は、

統一性がなく、色んなものを身に付けたり、
買い物もあちこちに行っていたけれど、

30代になってくると、

買うお店が決まってくる、というのは、

まさに自分のスタイルが

確立された証拠かもしれません！

キャリアも一緒ではないでしょうか。

色々経験しながら、自分の働きスタイルが

見えてきたり、大切な優先順位がわかったり。

でも、たくさん経験し、失敗しないと、

磨かれないしわからないものです。

たまたま失敗がなく、30代後半まで

来てしまった人は、「融通」が利きません。

マニュュアルどおりで、面白みがなかったり。。。

自分の魅力を作り上げるには、

たくさん失敗を経験し、学習すればよいのではないでしょうか。

まずは気になった仕事、「着て」みましょう！