ひとりでできることを増やしてみる | 藤井佐和子オフィシャルブログ「キャリアカウンセリングブログ」Powered by Ameba

ひとりでできることを増やしてみる

性格の傾向には、

外向的内向的

ふたつに大きく分かれます。


どちらも悪い意味ではないのですが、

それぞれ特徴があります。


「外向的」は、

社交性が高く、コミュニケーションスキルが

高いが、ひとりになる時間が少ないため、

自分について考える時間が足りていない。


一方、「内向的」は、

ひとりで作業することが得意で、

狭い範囲の人との付き合いを好む。

自分は自分、と軸があるが、
自分とは違う人の意見を聞き入れなかったり、
集団行動が苦手。


どちらに偏りすぎていてもよくないもので、
バランスが大切ではないでしょうか。


今回は、外向的要素に偏りすぎていて、
ひとりで行動する範囲が狭い人
の場合を
考えてみたいと思います。


みなさんは、ひとりでできること、いくつ
ありますか?


映画はひとりで観れますか?

旅行はひとりで行けますか?

ご飯はひとりでお店に入って食べられますか?


ひとりでできないことの多い人は、こんなことが
考えられます。


*どう見られているのか、周囲の目を気にする。

*誰かが一緒でないと、これでいいのか、と不安を 感じる。

*実は自分がどうしたいのかの意思がない。

*単純に、寂しがりやで、ひとりでは孤独でいたたまれない。


私たちがひとりで何かをする、ということは、
誰かが行きたいと言ったから、とか、

食べたいといったから、という理由が通りません。

自分の意思でこうしたい!と思って

行動するしかないのです。


ひとりで何かを決め、行動に移す。

これを何度か繰り返していくうちに、

だんだん自分がどうしたいのか、

自分の意思が見えてきて、

ひとりで決断することができるように
なります。


「私はこうしたいの。」とか、

「私はこう思います。」という意見を

周囲の顔色をみないで、
言えるようになります。


これが自立ということにつながるのではないでしょうか。


もしも自分がどうしたいのかわからなかったり、
自立していない気がしたら、何かひとりで

行動に移してみるとよいかもしれません。


例えば、


親元から離れて一人暮らしをしてみる、とか、


恋人が急に会えない、と言ってきたら、
ひとりで楽しんで違う時間を過ごしてみる
、とか、


寂しいから、という理由で付き合っている、
別に好きじゃない相手と別れてひとりになって
みる
、とか。


みんなと一緒の時間も大切、

でもひとりも楽しめる、

素敵な大人の女性をめざしましょう


しかし、そういう私も、出張は

ひとりで行きますが、

旅行はひとりで行ったことがありません。


今度挑戦してみようと思っています。。。