ひとりでできることを増やしてみる
性格の傾向には、
外向的と内向的の
ふたつに大きく分かれます。
どちらも悪い意味ではないのですが、
それぞれ特徴があります。
「外向的」は、
社交性が高く、コミュニケーションスキルが
高いが、ひとりになる時間が少ないため、
自分について考える時間が足りていない。
一方、「内向的」は、
ひとりで作業することが得意で、
狭い範囲の人との付き合いを好む。
自分は自分、と軸があるが、
自分とは違う人の意見を聞き入れなかったり、
集団行動が苦手。
どちらに偏りすぎていてもよくないもので、
バランスが大切ではないでしょうか。
今回は、外向的要素に偏りすぎていて、
ひとりで行動する範囲が狭い人の場合を
考えてみたいと思います。
みなさんは、ひとりでできること、いくつ
ありますか?
映画はひとりで観れますか?
旅行はひとりで行けますか?
ご飯はひとりでお店に入って食べられますか?
ひとりでできないことの多い人は、こんなことが
考えられます。
*どう見られているのか、周囲の目を気にする。
*誰かが一緒でないと、これでいいのか、と不安を 感じる。
*実は自分がどうしたいのかの意思がない。
*単純に、寂しがりやで、ひとりでは孤独でいたたまれない。
私たちがひとりで何かをする、ということは、
誰かが行きたいと言ったから、とか、
食べたいといったから、という理由が通りません。
自分の意思でこうしたい!と思って
行動するしかないのです。
ひとりで何かを決め、行動に移す。
これを何度か繰り返していくうちに、
だんだん自分がどうしたいのか、
自分の意思が見えてきて、
ひとりで決断することができるように
なります。
「私はこうしたいの。」とか、
「私はこう思います。」という意見を
周囲の顔色をみないで、
言えるようになります。
これが自立ということにつながるのではないでしょうか。
もしも自分がどうしたいのかわからなかったり、
自立していない気がしたら、何かひとりで
行動に移してみるとよいかもしれません。
例えば、
親元から離れて一人暮らしをしてみる、とか、
恋人が急に会えない、と言ってきたら、
ひとりで楽しんで違う時間を過ごしてみる、とか、
寂しいから、という理由で付き合っている、
別に好きじゃない相手と別れてひとりになって
みる、とか。
みんなと一緒の時間も大切、
でもひとりも楽しめる、
素敵な大人の女性をめざしましょう
しかし、そういう私も、出張は
ひとりで行きますが、
旅行はひとりで行ったことがありません。
今度挑戦してみようと思っています。。。