一身上の都合

 

退職理由などで使われる

定番の言葉ですね

 

それ以外に何と書くのだろう?

と考えることもありますが 出てきませんでした

 

日本語というのは美しく

常に相手に配慮し 一言で理解していただけるような

言葉がたくさんある

 

それが日本語の

ホスピタリティなのか

 

退職する理由は様々あると思うが

それを言わずとして

辞する

 

一身上の都合

 

あえて

その言葉がどこから来たのか調べてみました

 

どうも

江戸時代にさかのぼるようで

例として

三行半を突き付けるときに使われたようですね

(離縁するときなど)

 

相手が嫌だから離縁してくれ

ではなく

一身上の都合で離縁してくださいなど

 

つまり 相手を傷つけないように

配慮がある言葉になるかと思います

 

具体的な離縁理由に踏み込まず

円満に解決できるような言葉が

今まで使われるようになったということですね

 

もちろん現代では

家庭の理由や結婚やいろんな意味合いでの理由でも使われていますが

 

法律も調べてみましたが

退職するときは

一身上の都合という理由でよいそうで

詳しい退職する理由を聞かれても

述べなくてもよいそうですね

 

ということで

わたくしも

一身上の都合により

市議会議員を旨の辞する旨の届け出

議長さんにして参りました

 

受理はしていただきましたが

立場としては

3月定例会の最終日に議員のみなさまに

(3月14日に)

わたしの一身上の都合をお計りしていただきます

それまでは 籍はございますが

わたしの中では 

市議会議員と言う立場に一区切りをさせていただきました

 

多くは語らず

「一身上の都合」

 

わたしは

よく

「空気を読め」と言われた経験がございますが

 

なるほど

そういうことか

一身上の都合と言う言葉にも

空気を読んでくださいね

というソフトな意味合いもあるのかなとも感じ

 

約7年間の市議会議員という

お仕事をさせていただきましたが

ホントに充実した7年間でした

人生において

一番勉強した日々だったかもしれません

 

ということで

まずは

一区切りはしてきたことを

お知らせいたします