市内を歩いていると

よくご相談が来るのは

「不審者」「痴漢」について

 

声かけやまちぶせ

街頭のない

人通りが少ない地域は

いくつもありまして

 

以前

〇〇でウォーキング中に

声かけ不審者に会いました

気持ち悪い という女性からのご相談を受けた時

わたしも実際 現場を何度もウォーキングして

おとり捜査?みたいなことをしたことがあった

 

防犯対策はいろいろございますが

不審者や痴漢にあった女子高生も親御さんにお聞きすると

通報した警察からは

「駅から自宅まで なるべく送迎してください」

と言われたそうです

 

同じ子を持つ親として

子どもを危険に合わせたくないので

なるべく送迎はしたいものです

 

かほく市内の駅でも朝夕と

高校生の親御さんの送迎で混雑するのも

理由の一つが不審者対策かと思います

 

さて

わたしたちは子供を不審者から守ろうとしますが

では

不審者や痴漢の心理とは

相手を知る必要もあるかと思います

 

以前 友人にすすめていただいた本です

 

痴漢を研究した本です

 

痴漢もですが

不審者 性的被害 セクハラも含めです

わたしたち女性にとって

忘れようにも忘れられない

嫌な経験です

 

 

痴漢をされるのは

「露出が多い服装をしているからだ」

「隙が多い」

と言われ

 

性犯罪に関しては

「夜道を一人で歩いているからだ」

 

セクハラにしてもしかり・・・

なぜか 被害者が悪く言われることがほとんど

 

わたしも 小学生の頃 痴漢にあったと事がありますが

自分が悪いと思い込んでましたので

親に言えず胸に仕舞いで今日・・・

(一人で薄暗い路地を歩いていたので)

 

被害者なのに

「親に怒られる!」

と思ったんですよね 

 

性的被害者は 自分が責められるかもしれない!

という恐れからその経験を相談したり訴えることが

困難なパターンあると思う

 

痴漢や性犯罪は

女性問題 と言われてますが

それ ホントですか?

 

加害者は男性ですよ

男性問題ではないのですか?

 

男が痴漢になる理由

の著者 精神保健福祉士・社会福祉士 斉藤章佳さんは

 

「性犯罪者は“マジック”で自己正当化する」

と言います

 

自分の責任を軽くしようとしたり

相手が悪かったからやったとか責任転嫁したり

そういう話を巧妙に作り上げる

 

それこそ

心もレイプされます

 

被害者は一生 心に傷をかかえています

 

わたしはよく 言うのですが

身体的な性的被害で傷つくこともあれば

 

心のレイプとは

「あなたが そうさせた」

という 責任転換でも起きると思っています

(女性は 2度傷つきます)

 

所謂 人の所為にするってことです

(加害者が)

 

そもそも 加害者自身に自覚がないのかもしれませんが

自覚がないというのは

アナタやりましたね ということを

受け取れていないということです

 

「やらせたのは そっちでしょ」

(よくある 責任転換)

 

痴漢の原因は 社会のストレスを発散する

一種の趣味なのかもしれませんが

 

個人のストレス発散を

誰かのせいにするのは いかに?

 

ギャンブル依存症 アルコール依存症と同じように

痴漢やDVもパワハラ セクハラも

社会におけるストレスが引き起こす原因と言える

 

男性も厳しい社会ですから

ストレスが溜まるのは理解しておりますが

ストレス発散の対象に女性を無意識に責めるのは

同じ女性として悲しいことです・・・

そして わたしたちに対して 失礼です

 

こうして

わたしたちは

自分や子供を守るために努力をしているんですよね

(子どもの駅への送迎や不審者対策を学習もしています)

 

駅が混雑する

という理由はそういうことです

 

誰かのストレスに

誰かが対応しているんです

 

どう思います?

 

みんな対応していることを

理解をしていく必要もあるし

まちづくりというのは

目の前の課題について

額面だけでなく 相手を知る必要があると思う

 

市内を歩いていて

不審者問題について

意見をいただき考える1日でした