よくいただく質問に

出馬に際して家族は反対しなかったのですか?

 

と言うのがあります

選挙出るには

家族の賛成を得るということは

大きなことだと思います

 

わたしの知り合いで

何かしらの選挙に出たい意志をお持ちの方は多いです

 

「出たいのに なぜ出ないの?」

と質問すると

 

「家族の同意が得られない」

という答えがほとんどです

 

これも 家族を持つ

わたしとしては痛いほど理解できます

 

わたしが

夫を持っていたならば

夫が選挙に出たいと言うたなら

まず

「反対」するかもしれない

 

いろいろ考えるんですよね

選挙資金が心配

落ちた時 周囲にどうみられるか

選挙の時は自分も頭下げにいかなくちゃいけない

もしかすると 怖い目にあうかもしれない

夫を支える自信がない

とかね

 

それよりも

議員という仕事が「怖いもの」という認識があって

しがらみがあって

争いがあって

知らない世界に関わることに対して

「恐れ」はあると思うんですね

 

例えば

 

小学生のころ

親によく言われたのは

「宿題やったの?」

「やってないんじゃない?」

「早くしなさい」

なんて言われると

子ども心ながら カチンとくるんですよ

それで反抗してしまう

 

「今 やろうとしてる!」

「もうやったよ」

「うるさい」

 

と言い返してし

宿題やる気を失せさせてしまいます

 

この親と子の心の内側に

 

親の「心配」

子の「信頼してもらえていない」

という気持ちがあるんですね

 

親の心配という「恐れ」

子どもがほしい「信頼」

とは表裏一体 セットだと考えています

 

わたしの幼少期の経験を踏まえて

考えてみると

人は信頼されていると 相手に応えたくなるし

信頼されていないとわかると その疑いどおりにしたくなる

心理は働くのではないかと思う

 

信頼されていない

という傷ついた心をさらに傷つかないように

反抗という行動に移すことも

多くの皆さんは経験されているかと

 

人は誰でも信頼されたいものです

 

わたしも子供を持つ親としてわかりますが

心配するんですよね

その心配が裏目に出ることもあるワケでして

 

できれば

わたしを心配させないで・・・と思いますが

心配を殺して

子を信頼して

したいことは

させてあげようと考えるわけです

 

今回はその逆で

わたしがもしかしたら

うちの子たちが私を心配しているかもしれませんが

出馬する際の相談は彼らにした

二人とも

「やれば」「やりたいことやればいいじゃん」

だった

 

そして 他の近い親族も

相談した時には

「決めたんなら やるこっちゃ」

と背中を押してくれた

 

ありがたかった

 

家族の承諾は

第一だと思います

 

と思うと

信頼されていることに

深く感謝しないといけないし

日頃のふるまい

つまり

「あの人は

口出さなくても ちゃんとやりとげるだろう」

と思っていただけることをしないといけないのかな

とも思う

 

恐れと信頼はセット

どなたも恐れがないわけではない

何が怖いのか

どうしたら賛成してくれるのか

「そのこと」だけでなく

深く話合い

心の中の恐れを吐き出していただき

受け入れることではないかと思う

 

あと

政治に関して

怖い世界かどうか

見せてあげることかもしれません

議会傍聴に誘う

一度 選挙活動に参加させてみる

支持する議員さんと会わせて話をしてみる

 

知らない世界だから怖いのかもしれませんね

 

うちの息子たちは

2人ともわたしの一般質問傍聴に来たことがあります

親の仕事を見てもらう

ということも大事なのかもしれませんね

 

答えになっていますでしょうか?