能登半島地震から1ヵ月が過ぎましたが

災害はわたしたちに

様々な変化をもたらし

気づきがある

 

七尾市の企業に勤務する息子(会社の寮で自立生活)は

現在 会社が休業中

社員は一時自宅待機(避難)ということで

地震が起きてから

七尾市の避難所から自宅に帰ってきている

 

このような状況ですので

会社が再開するまでどうするのか

雇用調整助成金などの準備もしてくれていると思うので

そこまで心配はしていなかった

 

今まで勤務していた会社は本社ですが

息子も会社が休業から再開するまで

待つという覚悟があったと思われるが

 

突然

まさかの「県外転勤」

という辞令が下りた

 

しかも 県外(しかも遠い)

 

わたし自身 子離れしていると思い込んでおりましたが

転勤する地名を聞いて

正直 ショックというか動揺した。

 

自分の心を落ち着いて整理すると

今までは離れて暮らしておりましたが

車で1時間の距離ですので

会おうと思うといつでも会える

帰ろうと思うといつでも帰れるちょうどいい

所謂 スープの冷めないうちの距離感でおりましたし

何かあれば飛んでいける距離

 

社会人になり寮生活をするときも

そんなに寂しさといいますか心配がなく

あぁ やっと子育て終わった

という肩の荷が下りた脱力感しかなかったのですが

 

もしかして

わたしって薄情な親?

とも 一時 悩んだこともありましたが

 

彼が今回 移動になる地は

なにかあっても すぐ飛んでいけるところではない

ということとや

県外に出たことない息子が都会でやっていけるのー

となぜか 心配になっていること

 

自分は薄情な親だと思っていましたが

そうではなかったことが

遠くに転勤になることで発覚

 

とっくに成人している息子ですが(20代前半)

ここは 息子を信頼して

 

「いっておいで」と背中を押す覚悟は

一晩たってできた

 

息子の務める会社も

懸命に社員の生活を守るために考えてくださった結論だろう

それはとてもありがたい

 

が 

いろいろ心の整理をするという一夜を過ごす

 

能登半島地震では

中学生が親元を離れ

集団避難するというニュースを見て

離れなければならない親子の姿に

複雑な思いをしました

 

子を出すという覚悟と決断

親の気持ちを考えると胸がギュッとなりましたが

親元を一時離れるお子さんはきっと

成長してくるだろうと願うしかなかった

 

うちの息子は成人していますが

子は子ですから・・・

彼の成長を願うながら見送る覚悟をする

 

 

 

 

 

 

最近感じる悩み

 

 

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