2月10日
支援物資を持って
輪島市へ
能登半島地震から1ヵ月が過ぎました
能登半島の市町では
復旧作業が進んでおります
1週間前
輪島に来た時は
どこのお店も休業中でしたが
今日は
コンビニがオープンしている!
お店はまちの灯であり光だと思いました
お店の灯がともっているだけで
ホッとする
というか
わたしたちは
お店の灯が消えた状態が何日も続いていることを
経験しております
コンビニは便利で
いつでも 24時間開いている
ということが日常でしたが
それが日常ではなくなったことを経験すると
こうした
お店が再開してくださることは
ありがたい
もちろん断水まだしておりますので
トイレは使えませんし
品数は少なく
欲しいものが品切れもありますが
傷つきながらも
お店を開けてくださってること
尊いな
と思うワケです
そして
友人が仮設住宅に入られたと聞き
仮設住宅に寄ってきました
コンパクトなコンテナハウス
2DK
冷暖房を完備し
水洗トイレや浴室 キッチン 収納を備えてあった
家が火災で焼失してしまった友人ですが
まさか
自分の人生において
仮設住宅に入居するような事態になるとは想像もつかなかった
という
まさか
ホントに
まさかの経験をわたしたちはしました
まさか
という強い衝撃
できれば経験したくなかったことでも
まさかと言う言葉を使うかもしれませんね
昔 恩師に
人生の苦難の坂は「まさか」という
と言う言葉を思い出しましたが
「まさかに転げ落ちたら
あとは這い上がるだけ
あなた 落ちたままでいいの?」
と言われたことがあります
なんでこうなるのか
と過去を後悔するより
這い上がること
友人も家を焼失してしまいましたが
「命だけは 助かった
これ以上失うものもないから
あとは取り戻すだけ」
と前向きでいらしたので安心しました
おそらく
時間がかかると思います
が
その立ち上がる気持ちが尊い
こうして
焼けずにのこったシンボルケーキ
明日への希望となる
これも尊い
少しづつですが
復興にきざしは見えている