ミライの源氏物語

 

 

 

1000年の時を超えて

読み継がれる源氏物語

 

源氏物語のファンで

瀬戸内寂聴さん

田辺聖子さん読みまくりました

漫画のあさきゆめみしも

 

NHKの大河ドラマは

作者 紫式部モデルの光る君へ

ですから

再び 源氏物語が読みたくなります

 

光源氏と

彼をとりまく女性との恋愛長編小説というだけでなく

側面には時代背景の中に階級や差別 社会問題も

垣間見れるシーンがいくつもあるんですね

 

特に女性の課題というのは

1つではなく

多くの女性を登場させることで

彼女たちが持つ

多様なあり方に女性特有の社会問題を浮き彫りにしていること

 

それは

1000年の時空を超えてまで

現代に訴えてきている気がします

 

源氏物語を読んでおりますと

いろんな女性が出てきますが

胸がくぅ―となる時があります

 

つまり 痛い

ということですが

自分と重ね合わせることもあるのは事実です

 

特にジェンダーバイアスのいう

課題にもメスを入れてくれます

 

おそらく1000年前と

令和の現代においても

変わりつつあると思いますが

ジェンダーの視点においては

共感できることもあると思う

 

差別 貧困 格差社会

シングルマザー

性被害 ルッキズムなどなど

 

山﨑ナオコーラさんが

本書では

現代人のために

わかりやすく

「今風に言うとこんな感じ」と解きほぐしてくれる

 

女性の気持ちと

社会問題

 

読むと共感することが

更に出てきた

 

いろいろなパターンをストーリーの中に提案し

「あなたなら どうする?」

とちゃんと考えさせてくれる

 

そう思うと

紫式部は偉大過ぎると思う

 

もちろん

現代的に翻訳してくださった

山﨑ナオコーラさんも

 

 

 

今月買ってよかったもの

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する