珠洲市 見附島(軍艦島)
能登半島地震により
崩れてしまい以前の姿を思い出せないくらい変容を遂げてしまいました
軍艦島
と言われるぐらい
重厚な軍艦が停泊しているように見えるので
その名がついたと言われております
わたしも
石川県人として生まれて
軍艦島は親しみのある
能登の風景の一つでしたが
悲しいことに
今は軍艦ではなくなり
こうして見ると カメさんに見えたりする
これをどう見るか
失ってしまったものを
元通りにはなかなか戻せない
あの頃はよかった
なんで
いい時しか思い出さないこともありますが
時間は常に移行し流れていくもの
時間が止まってほしいと思っても
わたしたちには止められるものではありません
時間は時に
変容をもたらす
わたしも子育てしてきましたが
あんなに可愛かった息子たちも成人しちゃいまして
これは良いことですが
時に
反抗期的な言葉を投げつけられると思い出す
でも
あの可愛かったころには戻せないという事実
成長の証
が変容というものだろう
4000年に1度という長い歴史の地殻変動に
わたしたちは遭遇しました
多くの犠牲もあったけれど
衝撃というものは
多くを変えるものだと信じてやまないワケです
珠洲市に来て
今まで見ていた 見附島(軍艦島)が姿を変えてしまったことを
どう見るか
相手が変わってしまったのなら
こちらも変わることではないかと考える