1月24日
かほく市内日角の
西田幾多郎記念哲学館にお邪魔してきました
能登半島地震の被害があったのか
お訪ねしましたが
哲学館としては被害なし
ただ
哲学館前の
国登録有形文化財である
西田幾多郎先生の書斎である
骨清窟の天井に少しヒビが入ったと聞いております
そんな中
浅見館長ともお会いすることができましたが
今回の能登半島地震において
いろいろとお話を伺ってきた
浅見館長自身も能登出身であること
また災害や防災にもお心を寄せていただいておりまして
昨年の
9月には哲学館哲学ホールで
防災講演会を行っているんですよね
わたしもこの講演会には参加させていただきましたが
所謂 石川県の断層について
情報を収集するサイトの紹介や
今後の備えについて教えていただきました
そんな講演会で
参加された方への粗品に
西田幾多郎先生の「大震災の後に」(随筆)
が配布されました
100年前の関東大震災を経験された
西田先生の思い
今度の大震災に逢いて
我々日本人は反省せねばならぬ多くのものを得たと思う。
一には誠実ということが足らなかった。
から始まる
100年前の先人から
時を経て防災について啓発を受けたワケですが
誠実が足らなかった
この言葉につきる
誠実と反省
誠実とは
私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること
わかりやすくいうと
真面目であること
防災 災害において
わたしたちは誠実(まじめ)であったか?
と西田幾多郎先生は100年の時を超えて問いかけている
わたしたちがこれからすること